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奇商クラブ 新訳版
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奇商クラブ 新訳版
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商品レビュー
3
6件のお客様レビュー
ブラウン神父で知られるチェスタトンの短編集ですね。 旧版は本筋の短編集の他に凄く面白い中編が2つも入ってるらしいのですが今回読んだのは新訳版になります。 奇抜な手法で利益を上げる秘密結社「奇商クラブ」、主人公たちの前に訪れる面妖な人物たちは一体どんな稼ぎの術を・・・? 奇譚...
ブラウン神父で知られるチェスタトンの短編集ですね。 旧版は本筋の短編集の他に凄く面白い中編が2つも入ってるらしいのですが今回読んだのは新訳版になります。 奇抜な手法で利益を上げる秘密結社「奇商クラブ」、主人公たちの前に訪れる面妖な人物たちは一体どんな稼ぎの術を・・・? 奇譚の名にふさわしい六編でした。 自分の職業柄「家宅周旋人」が好み、実際すっごくニッチな分野ありますもの。 世の中が益々便利になっていき、個々の思想が具現化しやすくなった今世紀、如何なる者にも奇商クラブの会員に成り得るのだ。
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面白い、と感じるんだけど、今ひとつ入り込めなかった……。 「ブラウン少佐の途轍もない冒険」、「赫赫たる名声の傷ましき失墜」が結構よかったかな。
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- ネタバレ
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正直に言えば、アシモフの「黒後家蜘蛛の会」シリーズのようなクラブメンバーが奇妙な事件に出くわす、といった内容を期待していた。 本作はミステリーと言えばミステリーだが、巻末解説にあるように奇譚とも言える。 バジル・グラントの“探偵”ぶりはホームズやポワロとも異なっているが、変人さ/面倒臭さは負けず劣らず。 最後に収録されている「老婦人の風変わりな幽棲」のオチは、少しずるいと思った。
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