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聞き書 野中広務回顧録 岩波現代文庫 社会310
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聞き書 野中広務回顧録 岩波現代文庫 社会310

御厨貴(編者), 牧原出(編者)

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聞き書 野中広務回顧録 岩波現代文庫 社会310

定価 ¥1,826

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2018/11/17
JAN 9784006033101

聞き書 野中広務回顧録

¥1,650

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2024/11/06

野中広務という人物について何を連想するだろうか。最近でこそリベラル系の議員からの再評価(ただし現政権への当てつけに過ぎず、あまり褒められたものではない)が進むが、当時は巨悪自民党の首魁として野党のみならず与党の非主流・特に小泉純一郎から目の敵にされていたのを覚えている。 しかしそ...

野中広務という人物について何を連想するだろうか。最近でこそリベラル系の議員からの再評価(ただし現政権への当てつけに過ぎず、あまり褒められたものではない)が進むが、当時は巨悪自民党の首魁として野党のみならず与党の非主流・特に小泉純一郎から目の敵にされていたのを覚えている。 しかしその人生を振り返ってみるとここまでと叩き上げ議員もいない。本人が言うように国鉄の一駅長で終わっていた可能性もあるし、一歩間違えていれば社会党や共産党の政治家として活躍していたかもしれない。官僚や世襲のエリートを決して否定するものではないが、このような真の叩き上げが政界に限らず減ってしまったのはそれこそ日本の失われた多様性ではないだろうか。権力の過程を登り詰める中で清濁呑み併せることでできた重厚な人間性には敬意を表したい。 ここまで書くと硬い話ばかりのようにも思えるが、村山首班指名の鈴木宗男とのやりとりや、官房長官を任された時の小渕竹下との茶番くさいやり取りには思わず笑ってしまう。そのユーモアも野中広務の魅力なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2024/02/12

日本の政治の裏話 何だかんだ平和な時代。人事の話しに終始。 結局、親分子分の関係でやってきたツケが、現代の体たらく 日本国の滅びに向かって行くだけ

Posted by ブクログ

2023/03/24

政治家・野中広務氏の1951年町政参政から2003年国政・政界引退までの自身の政治活動をインタビュー形式、13章にまとめられた本。 京都府という地方の政治活動を行ってから国政に携わったため、『地方の声=国民の生の声』をよく知る人だったのだな、と思った。また、北朝鮮や中国と太いパイ...

政治家・野中広務氏の1951年町政参政から2003年国政・政界引退までの自身の政治活動をインタビュー形式、13章にまとめられた本。 京都府という地方の政治活動を行ってから国政に携わったため、『地方の声=国民の生の声』をよく知る人だったのだな、と思った。また、北朝鮮や中国と太いパイプを持った人だった。 いま現在のこの国の様子を見たら、野中氏は何と言うだろう…。

Posted by ブクログ

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