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90年代のこと 僕の修行時代
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 夏葉社/JRC |
発売年月日 | 2018/11/01 |
JAN | 9784904816301 |
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90年代のこと
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
京都で誠光社という書店を経営されている方のエッセイ集。SNSもオンデマンド映像サービスもなかった1990年代に青春を過ごした著者。その頃に貪欲に吸収し愛好した本や音楽や映画について語られます。同世代なので当時のリブロの雰囲気とか太田出版のこととか、そうだったそうだったと思い出しな...
京都で誠光社という書店を経営されている方のエッセイ集。SNSもオンデマンド映像サービスもなかった1990年代に青春を過ごした著者。その頃に貪欲に吸収し愛好した本や音楽や映画について語られます。同世代なので当時のリブロの雰囲気とか太田出版のこととか、そうだったそうだったと思い出しながら読みました。最後に収められた『一九九六年、本屋は僕の学校だった』では、1990年代から現在にかけて書店という場所とその店員・出版社・取次・客がどのように変質していったかが見事にまとめられています。
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この時代のことを知るためには良い本だと思いましたよ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 著者もまだ40代だのに郷愁と言うのか、そういうものを感じているようですね…今の時代にやや否定的というか、「昔はよかった」的な物言いが多いのが気になるところではあります…。 でもまあ、昔...
この時代のことを知るためには良い本だと思いましたよ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 著者もまだ40代だのに郷愁と言うのか、そういうものを感じているようですね…今の時代にやや否定的というか、「昔はよかった」的な物言いが多いのが気になるところではあります…。 でもまあ、昔には戻れないですからねぇ…Amazonやら楽天やら、あとはスマホとか? 無い時代に戻っても現代人は困ってしまいますよ!! 90年代…僕はまだ小学生やら中学生でしたけれども、インターネッツもまだ一般的でなかったあの時代、自らの足を動かして目的の物を掴みに行くしかなかったんですねぇ… それがまた見知らぬものとの出会いのきっかけにもなったと…確かに今は誰もが検索してちゃっちゃと目的のものに到達しますもんね…ちょっと風情と言うか、ロマンが無いように思いますね… さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
先日読んだ「火星の生活」がオモシロかったので読んでみた。90年代に青春を過ごした著者が個人的な体験を振り返りながら90年代を現在の価値観で相対化していく。著者と同じくヒップホップが好きなので90年代がゴールデンエラであることに異論はないのだけど、どうしても説教臭さを感じてしまった… テクノロジーが効率を促進してきた結果、カルチャーの周縁を駆逐してきたのは事実だし、失われてしまったものも多いと思う。それと同時に手に入れた便利さ、情報が民主化されたことなど正の側面があると思うのだけど、著者は負の側面しか見ていない気がした。お金や時間をかけて能動的に一生懸命情報を集めてきたことを否定するつもりもないし、自分もそういう時期はあったので気持ちは良くわかる。ただ厭世感が本著全体を覆っているので、そこまで悲観的になる必要があるのか?と思った。ただ実際に書店を経営していて店中の写真だけ撮って何も買わずに、もしくは記念のポストカードだけ買って出ていかれたら、こういう気持ちになるのかも。 なんだかんだ言いつつも30代のミドルチャイルド世代なので著者の気持ちも分かる部分が多い。以下一部引用。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- 人は常に、理解するのに時間を要さない明快さを求める。反対に非合理さの良さは説得ではなく、時間を伴う感化でしか伝播することはない。 出会ったことのない過去の音楽は等しく新しい音楽であり、どのように並べるかでその意味を定義し直すことができる。先輩のように知識も経験もない自分にとっては、上の世代に対抗すべき手段として「こういう聴き方だってありますよ」と提案する、編集行為こそが唯一の武器だった。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- 特に二つ目の編集行為、キュレーションの可能性については情報が並列化した今こそ求められることであると思うので意識していきたい。関係ないけどジョナ・ヒルが監督した「mid90s」を早々に見たくなった。
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