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未来の図書館、はじめます
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青弓社 |
発売年月日 | 2018/11/02 |
JAN | 9784787200693 |
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未来の図書館、はじめます
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商品レビュー
2.5
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
図書館は私たちの社会では「公共の福祉」や「共通善」として語られる普遍的な価値に関わるからです。民主的な社会では少なくとも、私たちは自身の考えや思いに基づいて、適法な範囲で自由に生きられます。(p.85) 図書館は、人々の「自由と権利」を保障する機関です。特に公共図書館は、経済的格差や思想的立場の違いにかかわらず、誰にでも開かれた場です。相応のコストをかけたとしても、社会的に「自由と権利」を維持するためには、図書館は欠かすことができないのです。(p.86) 原研哉(グラフィックデザイナー)「デザインとは、ものづくりやコミュニケーションをとおして自分たちの生きる世界をいきいきと認識することであり、優れた認識や発見は、生きて世界を営む人間としての喜びや誇りをもたらしてくれるはずだ」と書いている。 クラウス・クリッペンドルフ(ペンシルバニア大学教授)「デザインとは物の意味を与えることである」(p.166) 私はこの曖昧さ、定義づけの困難さ、そして多様な解釈と考えの共存性こそがデザインの本質を示していると思っている。さらに言うと、この曖昧さがデザインの大切な武器だとも考えている。(p.167) 佐藤は『無くならない』で、「わたしにとってデザインとは、制作する立場であれ使う立場であれ、何かの波に乗るような、しかも見事なサーファーのようにではなく、泳いでみたり浮き輪を使ってみたり、常に移り変わる行為として、あまり大事にしすぎないほうがいい感じのものなのです。大事にしないと言うのはおろそかにすることではなく、大事にしすぎないことを大事にするような」と記している。(p.168) こうした、私の青春時代までの図書館での体験で共通しているのは、それぞれのライフステージにおいて、一生かかっても読みきれないほどの無数の本に圧倒される瞬間との邂逅です。歴史、人間、科学、美術、世界、そして宇宙……。それら人間の知の営みが収められた本が、眼前にくまなく広がる瞬間を目の当たりにしたとき、人は世界の広さや知識世界の深さを知ることができます。この知的衝撃に遭遇する体験を提供するというのは、図書館、さらには本そのものの非常に重要な機能だと思います。(p.202) 圧倒的な量の書物に出合う経験は、自分が知っている知識・情報世界を押し広げます。「世の中は知らないことばかりだ」「この世界では、バッタについてだけで本を書いている人もいるのか」といったことに気づくことができる唯一の機会です。そして、図書館はそうした経験を守り、受け継いでいく「知」の番人なのです。(p.203)
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図書館プロデューサーを自称する岡本真氏の2作目。図書館をつくるにあたっての勘どころについて筆者の経験を踏まえて余すところなく伝える。おおまかに住民視点・行政視点・議員視点にわけ、わかりやすく解説する。
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図書館を新規に建てるか建て替えを考えている自治体職員、地方議員、地域住民向け。図書館に限らず公共施設は大体当てはまりその点では参考になりそう。未来の図書館を考えるって感じではなかった。
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