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見えない力 美内すずえ対談集

美内すずえ(著者), 梅若実(著者), 甲野善紀(著者), 大栗博司(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 世界文化社
発売年月日 2018/10/24
JAN 9784418165049

見えない力

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商品レビュー

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2022/08/16

友だちが貸してくれた本。 美内すずえがスピだということは、ずいぶん前にマンガ好きな知り合いに聞いて知っていたけれど、実際にこういう本を出していたことは知らず、一気読み。 能の梅若実氏、古武術の甲野先生、物理学の大栗博司氏など、いろいろな異分野の人との対談を収録した本。 能も古武術...

友だちが貸してくれた本。 美内すずえがスピだということは、ずいぶん前にマンガ好きな知り合いに聞いて知っていたけれど、実際にこういう本を出していたことは知らず、一気読み。 能の梅若実氏、古武術の甲野先生、物理学の大栗博司氏など、いろいろな異分野の人との対談を収録した本。 能も古武術も物理学も、人間のというか世の真理みたいなものに通じていることがわかる(わかるといえるほどではないけれど)意味でも興味深い本だった。 p12 梅若氏がギリシアの古代劇場で能の公演をした時のことについて。 *ギリシア公演では、演出ということにあまりとらわれずにできました。割ときっちり決めていたのですが……。もちろん、その演出に従ってはいますが、従っていても、とらわれずにできたという感じなのです。 p45 能は、舞も謡もしないで、5分10分、ただそこにいるということがある。そういう時、どうすればよいのか若い時にはわからなかった。でも、 p45 *吸うということは多分エネルギーを吸うことなんでしょうね。 p46 *表現は変かもしれませんけども、それこそ毛の穴じゃないけれども、体にズゥーッと何か絞るように入ってくるという感覚ですかね。 p96 甲野先生の知人の雀鬼会の桜井章一氏の話として *だんだんと集中力が高まっていく際に、今自分がどれくらいの勝負に臨む心身が出来上がって来たかを確かめる時があるそうです。例えば、分厚い辞書を持ってきて、217ページと思えば、ぱっと開くと217ページ。317ページと思えば、317ページ。それが一回でも外れるようなら、まだ駄目ということだそうです。 ↑ ここ、膝を打つ。私自身の経験としてもそういうことがよくあり、それができると集中していると自任していたので。私の場合は、「水の中に耳まで浸かっているか、顎下か」と見分けていた。 p107 *人間の運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由である。 ↑ これを実感し、自分の体で確かめたいと考えたことが武術を研究していこうと思ったきっかけ。 p112 肥田式強健術創始者 肥田春充翁が煙突のような肩まで届く目隠しをかぶって、10メートル先に置いた細筆くらいの針金を的にして弓矢で的を射るが、何度やってもはずさない。それは「当ててから放している」からと言う。 *意識が時間を創り出している、ということでしょうか。的に当たっているという″事実”を先に意識の中で創り出し、そこをめがけて弓を射る。結果は先にあるわけだから、当然、”事実”通りになる。 p121 *「超常減少というのは、『動かぬ証拠』のようなものを残そうとすることを嫌うところがある」ということです。これはおそらく超常現象のようなことがはっきりとした形で証明されてしまうと、今の社会機構にも影響を与えてしまうので、「少なくとも今の時代は、こうした超常現象がはっきりとした形では表に出ないように抑制している働きがあるのでは?」という意見で、その話には私も非常に納得がいきました。 p167 マンガ家である著者が、その生命線でもある右手親指を怪我してしまった時のこと * こうなったら自力で治すしかない。意識を全身にめぐらせてから、体内の白血球に呼びかけた。 「全白血球に告ぐ! 今すぐ、コレを治せ」と命じた。 そしてじっと、その意識に集中した。何しろ、私が弧の体の”あるじ”である。全員、″あるじ”の言うことは聞かねばならんのだよ、と自信満々で命じたのだ。その命令を中休みをとりながら、2~3時間ほど続けた。 ↑ その結果、翌日の午後にはペンを持って普通にマンガを描いていた。

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2021/03/08

能の梅若実・古武術の甲野善紀・物理学の大栗博司という面々と 見えない世界、見えない力をテーマにした対談。 甲野善紀さんの名前があったので興味があって手に取った。 濃い本だったなー。 スピリチュアルなものにとくに興味はないのだけど、 それぞれの分野で継続的に突き詰めた仕事をしている...

能の梅若実・古武術の甲野善紀・物理学の大栗博司という面々と 見えない世界、見えない力をテーマにした対談。 甲野善紀さんの名前があったので興味があって手に取った。 濃い本だったなー。 スピリチュアルなものにとくに興味はないのだけど、 それぞれの分野で継続的に突き詰めた仕事をしている人が たどり着く地点や、巡り合う縁や経験は、レベルが全く違うんだなと思う。 梅若さんや甲野さんの話を読んでいると、 一見とんでもないようでいて、 でもかつての日本人であれば当たり前の範疇にあったようなことは 今よりもずっと多くあったんじゃないかと思う。 身体が分かっていることや、自分で感じられることや、 自分の周りで起きていること、周りの人が成し遂げられる力の範囲、 今の環境で生きている人間よりもずっと身近で、 納得できるものが大きくあったんじゃないか。 それと逆に、物理の力で可能性を一つ一つ検証して、 見えない力に迫っていく大栗さんの話もスゴイ。 対談内容も濃いけれど、対談後に書かれた美内さんのエッセイも十分に濃くて 運命的なものに導かれていく流れに唸ってしまった。 旦那さんのいう「ネバーギブアップ」がどこまで力になり、どこまで現実の目隠しになるのか そのバランスが分からなくてちょっと怖いなと思った。

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2021/01/29

2021年1月29日 ガラスの仮面は今も読み続けている。 去年のオペラも観に行った。 そこで美内すずえさんが話していた紅天女にまつわる不思議な出来事がこの本にも書かれていた。 改めて、お導きだと思う。 現世と違う世界、神様 そして人間の思いもよらない力 第一人者との対談で、ますま...

2021年1月29日 ガラスの仮面は今も読み続けている。 去年のオペラも観に行った。 そこで美内すずえさんが話していた紅天女にまつわる不思議な出来事がこの本にも書かれていた。 改めて、お導きだと思う。 現世と違う世界、神様 そして人間の思いもよらない力 第一人者との対談で、ますますそれを突きつけられて呆然とする。 物理学の話は残念ながら入ってこない、申し訳ないが、拒否反応。 それをわかって話す美内さんは、頭いいんだ、理系の頭も持っているんだなぁ、興味関心が深くて、思想家なんだなぁと思う。 この本を不思議話の好きな妹にも読ませたい。

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