マインドフルネスを医学的にゼロから解説する本 医療者のための臨床応用入門

佐渡充洋(編者), 藤澤大介(編者)

• 販売会社／発売会社: 日本医事新報社
• 発売年月日: 2018/10/25
• JAN: 9784784947980

商品レビュー

2021/11/15

２つの瞑想技法と4つの過程
集中瞑想
僕がいつもやってるやつ。特定の対象（呼吸や物体や音）に対して観察をし意図的に集中する。妨害刺激（他の考え事）から注意を放し特定の対象に戻し留める。

洞察瞑想
特定の対象を用いずに、経験の生成と消滅の流れに気付いている状態を維持する。ただその気づきの対象に対して反応したり評価したりし始めるとそれは妨害刺激へと変化し注意が囚われてしまう。特定の対象を設定しいない、注意を妨害刺激から引き離すことが難しい。

どんな科学的エビデンスがあるのか。

メタアナリシスの結果、鬱の再発予防、慢性疼痛、がん患者の心理的ストレスなどに対して効果が認められるのが明らかとなった。また健常人に対する効果も認められている。
メタアナリシスやから信憑性も高いな。

帯コメント；科学的だから信じられる！