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博士号のとり方 第6版 学生と指導教員のための実践ハンドブック
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 名古屋大学出版会 |
発売年月日 | 2018/10/31 |
JAN | 9784815809232 |
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博士号のとり方 第6版
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
博士を目指す人だけでなく、企業の理系研究者にも役立つと思う。とても良い本。 第4章 博士号を取得しない方法 博士号の必須要件である「オリジナルな貢献」を、過大評価してはいけない。研究することがとても苦しくなってしまう。博士号を目指すなら、オリジナルな貢献は「狭く」定義すべき。 ...
博士を目指す人だけでなく、企業の理系研究者にも役立つと思う。とても良い本。 第4章 博士号を取得しない方法 博士号の必須要件である「オリジナルな貢献」を、過大評価してはいけない。研究することがとても苦しくなってしまう。博士号を目指すなら、オリジナルな貢献は「狭く」定義すべき。 第6章 博士論文の型 オリジナリティとは、日々の生活の、ちょっとの進歩くらいと考えればよい。「オリジナリティが十分かどうかなんて、常に気にしていなくてもよい」という境地にいち早く辿り着いてほしい。
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博士課程における博士号の取得の意義や考え方が、色々な面から考えることができた本。 しかし、具体例が少し自分にとってわかりにくく、読みにくい部分が多かった。 1番印象に残った箇所 「博士号の要件はそれほど際立った能力を要求していないことが分かる。ただ、継続する力、退屈やフラストレ...
博士課程における博士号の取得の意義や考え方が、色々な面から考えることができた本。 しかし、具体例が少し自分にとってわかりにくく、読みにくい部分が多かった。 1番印象に残った箇所 「博士号の要件はそれほど際立った能力を要求していないことが分かる。ただ、継続する力、退屈やフラストレーションの感情を乗り越える力が必要なだけだ。」 →重く捉えていた博士号の取得について、少し心が軽くなった部分であった。この見方があれば、研究生活が頭の良さやスキル依存ではないことが分かる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第1章 ・新入生はアカデミアとの接触による自信喪失期を乗り越えると、バカだと思われることを恐るのをやめ、自己の無知を自覚し、分からないことを認め、必要な情報を尋ねることができるようになる。このレベルに達することこそ博士課程の目的の全てなのである。(p7) 第3章 ・論文完成と博士号取得に必要なのは、聡明さではなく、博士号を得るという決意と日々コツコツと行う努力である。(p34) 第5章 ・研究者は研究の汎用性を示すと同時にその限界をも示す。(p79) ・先行研究の一般化の限界を見定める検証型研究は「研究分野に対するオリジナルな貢献」という博士号の要件に対しても効果的である。(p83) 第6章 ・文献レビューとは、あなたが打ち出そうとしている論点の穴を見せ、それをあなたの議論を貢献を通して埋めることを理解してもらうための道具なのである。(p93) ・「結論」では、自分の研究分野においての理論と焦点を当てた研究課題が自分独自の貢献により、明らかにどう変わったかを証明するために書かれるものなのである。(p97) 第7章 ・自分の研究に関心を持ってくれる人に、研究について定期的に報告する。(p115) ・指導教員とのミーティングでは、ミーティングの要点をまとめ、次のミーティングまでにすべきことを明確にする。(p118, 126) ・大学院生は自分の研究に対し情熱をもつことで初めて、周りにいる人を巻き込む力をもつ。(p120) ・指導教員に博士課程を通じて協力的でいてほしいなら、研究の過程であなたが発見したことを彼らに報告し続けよう。(p123) 第8章 ・論文は「研究方法」や「先行研究」など取り組みやすい箇所から書き始める。(p136) ・書けば書くほど文章が上手くなるのだという確信をもち書き続ける必要がある。執筆活動自体が新たな案を生み出す。(p147) 第9章 ・博士号取得には、継続する力、単調さからくる退屈や研究の追求が制限されるフラストレーションの感情を乗り越える力が必要なだけだ。(p174) 第10章 ・すべきことを後回しにしないために重要なのは、今現在、そして次の一二週間の間ですることが博士課程全体の中でどのような位置を占めているのかを常に把握しておくことである。(p199) 第11章 口頭審査の準備に鍵となる4つの要素(p251) ・よくある質問についての回答を準備する ・論文の体系的なサマリーを準備する ・論題として挙がってほしい内容をリスト化しておく ・模擬口頭審査をする
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