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六つの航跡(下) 創元SF文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2018/10/11 |
JAN | 9784488774028 |
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六つの航跡(下)
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商品レビュー
4.5
8件のお客様レビュー
クローン技術が定着した先 AI技術が進歩した先 これまでの物語に描かれたクローンは、「兵士」としてや「臓器スペア」としてなど、「本人」ではなかった。 「マインドハッキング」と「クローン再生」で、治すより殺して再生した方が早い世界。 こぞって自らクローン化を望む世界。 生命とは...
クローン技術が定着した先 AI技術が進歩した先 これまでの物語に描かれたクローンは、「兵士」としてや「臓器スペア」としてなど、「本人」ではなかった。 「マインドハッキング」と「クローン再生」で、治すより殺して再生した方が早い世界。 こぞって自らクローン化を望む世界。 生命とは何か、意識や感情とは何か、 生命や意識をプログラムが可能となった世界では、切実な問題となる。 役者も舞台も少ない中、それぞれのエピソードが語られていく……。 ひとりひとりの過去が少しずつ交わっていくにつれ、ミステリ小説のように謎が明らかにされる……。 ちょっと面白いSFでした。
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6人の乗員とAIのイアンの過去が明らかになっていく。自分たちの全世代のクローンを殺害した犯人捜しをするのだが、恒星間宇宙船の中の出来事なので、完全なクローズドサークルかと思う。ただそこはSFの自由度というか想像されたテクノロジーのおかげで厳密なクローズドサークルにはしてもらえない。事件の真相が徐々に明らかになっていくストーリーテリングの巧みさがあり、やはりミステリというよりはきっちりとしたSFというジャンルの中でエンタメを感じられる。一時はクローンを作成できない状況に陥ったが、解決方法が想像の斜め上で面白い。上下巻合わせてずっとドキドキしながら読み終えた。続編があっても面白そうだ。
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何故自分たちは殺されたのか。それを探索する乗組員たち。そして誰かが犯人なのだ。読んでいて誰が犯人かという緊張と、クローンと人間の間の葛藤が感じられる。六人の乗務員全員が訳ありの過去を持っている。クローンだったので百年以上の人生を生きてきたので、さまざまな経験とスキルを持っている。船内では各自の過去を明かすことはご法度。疑心暗鬼にかられる乗務員たち。面白かった!クローン技術が進むとこのようなことも可能か?ただ、心と体の二元論は否定されているけどね。
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