発達が気になる子のライフスキルトレーニング 幼児期～学童期編 「できた！」を増やす対応法 イラストでわかる

平岩幹男(著者)

• 販売会社／発売会社: 合同出版
• 発売年月日: 2018/10/10
• JAN: 9784772613545

商品レビュー

2023/01/21

三つのあ「あせらない」「あわてない」「あきらめない」

・1日５０回のハイタッチ、目より上に手を挙げて
・質問に答える、質問する。「NG、今日保育園で何した？」⇒「今日先生何の本読んでくれた？　OK」
・ヘルプサイン「困っています、わかりません、お願いします、助けてください、どうしたらいいでしょうか」
・保清（清潔を保つ）、小さなポーチを持たせる、ハンカチ、ティッシュ
・砂時計
・割り込まない練習、砂時計、王様ゲーム、
　ADHDは衝動性があるため、ASDは周りの状況が見えず、自分の意思だけで行動してしまうため
・片付けの練習
・「まぁいいか」うまくいかなかったときにキレるのではなく、感情をコントロールする練習、ゲームやかけっこでまぁいいか
・「どうして、」「何？」の練習、肩をたたいて、「どうして、何？」の練習。子どもだけで解決しない時は大人に聞くことも練習「どうしたらいいですか」
・「やめて」「ごめんなさい」の練習、
・クールダウン、深呼吸
・ぐっポス
・最初は席を最前列の中央に、慣れてきたら、最前列では他の子どもの行動を見て真似ることができないため、慣れてきたら２~３列目がいい。

2021/02/16

平岩先生の本はABAに触れられており、スモールステップが分かりやすきので好きです。全てイラスト説明なので、サラッと読めてすぐに実践できるものばかり。療育機関を利用する前に、読んでおきたい一冊

2020/01/24

イラストと共にスキルトレーニングの方法が説明されており、わかりやすかった。

心に残ったのは叱るという項目。

叱ることの本質は同じことが次に起きないようにすること。叱る対象の行動は既に終わった行動。そう考えれば叱るが怒るになっていることに気づく。怒るの本質は不適切な子供の行動によってかき乱された自分の気持ちを子供にぶつけること。怒ることは抑止力にはならない。○○しなかったら○○できないよ！という言い方も効果は薄い。

それではどうしたら良いのか。という方法は3点紹介されていた。まず怒るまでに3秒待つこと。これで感情を落ち着けて叱ることができる。2つ目はなぜそういうことをしたのか説明させる。3つ目は子供にそれでいいのかな？等と質問する。だめ！と言ったら良いことを実行させてハイタッチ。なるほど〜。