イントロの法則80's 沢田研二から大滝詠一まで

スージー鈴木(著者)

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2018/10/05
• JAN: 9784163909097

商品レビュー

2024/07/15

2024年7月15日読了。80年代の楽曲たちの「イントロ」の特徴・技巧・斬新さなどに注目・解説する本。サブスクやショート動画の隆盛により年々流行曲のイントロが短くなっているとはよく聞く話だが、イントロはそれだけで独立した曲と言えるほどのアイデア・野心やチャレンジの塊であり、サラダやスープ、ドリンクが肉料理を引き立たせるようなもので「なくていい」ってことはないよねえ…と思う。取り上げられている80年代の楽曲は私も知らないものが多いがそれをすぐに聴けるのはサブスク時代のいいところ。近年の「グッドイントロ」な楽曲を、著者は取り上げていたりするのかな？

2021/08/05

深夜に放送していた頃はかかさず観ていた“ザ・カセットテープ・ミュージック”。ゴールデンタイムに昇格して１時間番組になってからちょっと遠のいていましたが、最近また観るようになりました。

目次を見てほとんどの曲を知っているという人は間違いなく楽しめると思います。イントロを思い出せなかった曲はYouTubeで検索しつつ。なんか好きなんだなぁ、80年代の曲。

同番組で取り上げられたテーマの中では、イントロではなくアウトロの話も面白かったから、スージーさんにはアウトロで１冊書いてほしいものだけど、さすがにそれは大変か。

2020/07/05

「ザ・カセットテープ・ミュージック」を見て、一気に著者のファンになり購入。
今までの音楽評論とはちょっと違う、イントロ解説本。
掲載された４０曲には「8割がた」異論なし。