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人体実験の哲学 「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史
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人体実験の哲学 「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史

グレゴワール・シャマユー(著者), 加納由起子(訳者)

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人体実験の哲学 「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史

定価 ¥3,960

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2018/09/30
JAN 9784750347288

人体実験の哲学

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2018/12/15

治験の歴史を、カントとかフーコーとかの思想史と絡めながら探る本。タイトルにもなっているが、この「卑しい体」という言葉のインパクトが大。且つて死刑囚や貧民等は卑しい体&魂なので、医者は新しい薬とか治療法を”実験”していいよね?という感覚だったということで、人の倫理観ってすぐ移り変わ...

治験の歴史を、カントとかフーコーとかの思想史と絡めながら探る本。タイトルにもなっているが、この「卑しい体」という言葉のインパクトが大。且つて死刑囚や貧民等は卑しい体&魂なので、医者は新しい薬とか治療法を”実験”していいよね?という感覚だったということで、人の倫理観ってすぐ移り変わるのだなと思う。 一方、現代の”治験”にはこのような「野蛮」な要素は一切ないのだろうか?もう少し進めばすべて治験もシミュレーションでカバーされて、『え?ちょっと前まで人間で実績のない薬を試していたの?!』みたいな話になるのかもしれない。

Posted by ブクログ

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