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フューチャー・ウォー 米軍は戦争に勝てるのか?
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2018/09/27 |
JAN | 9784105070519 |
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フューチャー・ウォー
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巻末の訳者解説によれば、著者は技術畑を歩んだ元空軍少将。空軍長官の幕僚としての経験や、軍装備の倫理問題にもコミットしてきた人物で、レーガン政権時代にはSDI計画にも参加した、という。「日本語によせて」の冒頭には、「本書は、テクノロジーと戦争の関係、およびテクノロジーが兵士と彼ら...
巻末の訳者解説によれば、著者は技術畑を歩んだ元空軍少将。空軍長官の幕僚としての経験や、軍装備の倫理問題にもコミットしてきた人物で、レーガン政権時代にはSDI計画にも参加した、という。「日本語によせて」の冒頭には、「本書は、テクノロジーと戦争の関係、およびテクノロジーが兵士と彼らが忠誠を誓う国家にいかなる影響を及ぼすかを描いた本」と記されている。 著者は軍事の専門家にもかかわらず(軍事の専門家だから?)米国の行う軍事介入の多くは「力の劣る相手に向けて暴漢のごとく振る舞う」行為だった、と主張する。オバマ政権に対する共感を隠さない「ソフトパワー」重視の立場から、軍事的暴力には倫理的な裏付けが必要である、それが政治力につながるという発想が根底にある(その点では、『21世紀の戦争と平和』の著者と近い立場)。 著者の主張で最も興味深かったのは、第4章「社会と軍」の内容。彼は、アメリカ軍は社会に根差していない、社会から遊離していると危機感を募らせている。ほとんどのアメリカ人は軍隊を道具としか見ておらず、表面上支持こそするが、自分にはかかわりのないことだと思っている。反知性主義はアメリカの伝統であり、国家的な課題と正面から向き合おうとする姿勢に欠けているため、軍は社会から孤立を深めている――と考えている。しかし、これは21世紀以降の、テクノロジー優位の軍隊組織の特徴でもある。また、難解な専門用語を駆使し、独自の軍事文化を保守する軍隊組織の側も一般社会から壁を設けようとしていることも事実である。軍人はつねに自分たちは社会から適切に認識されていない、と考えてきた。=もし日本が武力紛争、武力行使にコミットし始めるようになったら、おそらく著者のような主張がメディアに登場するだろうと思われる。その意味で、本書は貴重なケーススタディと言える。
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第二次世界大戦以降、軍の技術屋として第一線で活躍し少将まで登りつめた技術将校による戦争の未来予想図。ベストセラー『ホモ・デウス』と共通する部分も多いのです。 続きはこちら↓ https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2019/05/future...
第二次世界大戦以降、軍の技術屋として第一線で活躍し少将まで登りつめた技術将校による戦争の未来予想図。ベストセラー『ホモ・デウス』と共通する部分も多いのです。 続きはこちら↓ https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2019/05/future-war.html Amazon↓ https://amzn.to/2JK8VUP
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