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花よりも花の如く(18) 花とゆめC
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花よりも花の如く(18) 花とゆめC

成田美名子(著者)

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花よりも花の如く(18) 花とゆめC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2018/11/05
JAN 9784592210085

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/11/28

能楽師お仕事コミック18巻目。 子供能も無事終わり、『道成寺』に向けた演目として、次に憲人が取り組むのは『安達原』。 能面といえば般若の面が思い浮かぶ人も多いと思うが、実は般若を使う能はそれほど多くない。中で特に有名な演目が、『葵上』、『道成寺』、『安達原』(『黒塚』ともいう)...

能楽師お仕事コミック18巻目。 子供能も無事終わり、『道成寺』に向けた演目として、次に憲人が取り組むのは『安達原』。 能面といえば般若の面が思い浮かぶ人も多いと思うが、実は般若を使う能はそれほど多くない。中で特に有名な演目が、『葵上』、『道成寺』、『安達原』(『黒塚』ともいう)である。これらは合わせて三鬼女と呼ばれることもある。 安達原とは奥州の地名(今の福島県)で、そこを諸国行脚の那智大社の高僧と山伏の一行が訪ねたときの物語である。人里まばらな地で日が暮れて困った一行は、あばらやに宿を借りる。若くはない女が出てきて、自身の貧しい暮らしを恥じつつも、一行を泊め、もてなす。女は薪を取りにいこうとし、けっして自分の寝室を覗くなと言い置いていく。ところが従者はかえって見たくなり、そっと見てしまう。そこにあったのは累々たる死体の山。驚いて僧らを起こし、一行はさてはこれは鬼の栖だったかと気づいて逃げ出す。すると後から薪を背負った鬼女が追いかけてくる。見るなと言ったのになぜ見たのだ。鬼女の怒りは激しい。だが、結局は僧らの法力でねじ伏せられ、退散していく。 古くから伝わる「安達ケ原の鬼女」伝説が元になっているお話で、歌舞伎にもなっている。 人を喰らう鬼が成敗されるのは当然といえば当然なのかもしれないが、一夜の宿を借りた恩義がありながら、見ないと約束をしたのにそれを破る一行もどうなのだ、とやや釈然としないところもある。 さて、これを演じる準備をしている憲人の下に、小学校の同窓会の知らせが届く。どうやら彼らは当時、タイムカプセルを校庭に埋めていて、同窓会の際にそれを掘り起こそうというのだ。 ところが当日、埋めたはずの場所を掘り起こしてもカプセルは見つからない。いったいどうしたのか。 考えられるのは、誰かが先に掘り返して回収してしまった、ということだ。 一体誰が? 何のために? 何か人には見られたくないものを埋めていたのだろうか? 忙しいはずの憲人だが、ついついこの問題に首を突っ込んでしまう。また葉月に怒られないように、おっかなびっくりではあるのだが。 幹事と手分けして、同窓会に来なかった人に連絡を取ってみる憲人。中には仕事が忙しすぎてノイローゼになったもの、病気になったものもいる。 引きこもりになったものの家を訪ねてみる憲人。だが相手は決して憲人を部屋に入れようとはしない。まるで『安達原』の女のように。部屋には何が隠されているのだろう。 この巻が出たのは2018年で、当時、著者・成田は漫画家40周年だったのだそうである。それに絡めた企画で、本作品に関連する能の演目を集めて公演会も行われたという。巻末にはその記録など。知っていたらちょっと見たかったかも。

Posted by ブクログ

2021/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同窓会でタイムカプセルを掘り出すにあたり問題発生。 星野くんも良いキャラをしている。 能の方でも忙しいはずなのに、つい問題に自分から関わってしまう憲人。 葉月さんと揉めないように事前に報告しようとするのは 随分成長したのでは。笑 魂柱という訳はたしかに凄いセンスだ。 望月さんにさらりと声をかけて、「話さなくていいよ」 と言えるところが恰好良い。 今回も涼太の元へ通うことになるわけで、 葉月さんは心配しているようだけれど 人に興味を持つのは役者としては良いことだと思う。 少しずつ心を開いてくれているし お母さんも話してくれるようになっているのが 流石憲ちゃんといったところか。 隠しておきたいことでも知ってほしい、知りたいと思われたい ということは、確かにあると思う。 葉月さんが 言っても憲ちゃんは変わらないし、自分が変わった方が良いし そういうところに自分も助けられたし、と 珍しくちょっと折れてくれて有り難いし、 そんな考え方をするところがキュートだなと思った。 星野くんがハンバーガーを涼太くんに差し入れようと考えるその発想が素敵だ。

Posted by ブクログ

2019/01/06

タイムカプセルを掘りに行ったら見つからなくて、先に掘り出したのは誰だ?という、わりとどうでもいいエピソードを延々とやってしまっている。メインの能の出番が著しく減ったし、長々やってる恋愛の展開もないし。次巻もタイムカプセル編で引っ張るっぽいのだが、これが続くのはちょっとしんどいな。

Posted by ブクログ