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まちづくり都市金沢 岩波新書1739
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まちづくり都市金沢 岩波新書1739

山出保(著者)

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まちづくり都市金沢 岩波新書1739

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2018/09/21
JAN 9784004317395

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商品レビュー

3.5

8件のお客様レビュー

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2021/09/08

金沢市の元市長さんが金沢のまちづくりにについて書いた本、なのですが、金沢市のまちづくりの考え方を書いている部分と金沢市の観光物件について書いてる部分が混在していてちょっと読みにくい感じが。 まぁ私が他の本も読みながら少しずつ読んでいたので、分かりにくいと思っただけなのかもしれませ...

金沢市の元市長さんが金沢のまちづくりにについて書いた本、なのですが、金沢市のまちづくりの考え方を書いている部分と金沢市の観光物件について書いてる部分が混在していてちょっと読みにくい感じが。 まぁ私が他の本も読みながら少しずつ読んでいたので、分かりにくいと思っただけなのかもしれませんが……

Posted by ブクログ

2020/12/22

金沢に行っていいところだなと思ったのとちょうど本屋に置いてあったので読んでみた。 金沢市の市長を20年務めた著者の視点から金沢のまちづくりについて書かれている。 ふだん何気なく暮らしている一般市民からすると、役所とか行政とか市長さんが何を考えて何をしているのかまったく知らなか...

金沢に行っていいところだなと思ったのとちょうど本屋に置いてあったので読んでみた。 金沢市の市長を20年務めた著者の視点から金沢のまちづくりについて書かれている。 ふだん何気なく暮らしている一般市民からすると、役所とか行政とか市長さんが何を考えて何をしているのかまったく知らなかったのだが、こういうことをやっているのかというのが端的に知れた。 金沢市は都市構想を策定しそれを実現するためにまちが作られていっているというのがよくわかった。金沢市は新幹線開業の影響もあってかとても整備されている街のように見えたが、自分がふだん住んでいるところでもそのような都市構想があるのか、まちづくりにどれくらいお金がかけられているのだろうかと興味が湧いた。

Posted by ブクログ

2020/08/11

まちづくり関係の仕事や学習をされている方なら、是非一度読んでいただきたい一冊です。 都市計画に関する専門用語も出てきますが、語りかけるような文体で読みやすいので、それ以外の方にもオススメの一冊です。(読めば金沢に行きたくなるのではないかと思います。) 著者は、金沢生まれで、金沢大...

まちづくり関係の仕事や学習をされている方なら、是非一度読んでいただきたい一冊です。 都市計画に関する専門用語も出てきますが、語りかけるような文体で読みやすいので、それ以外の方にもオススメの一冊です。(読めば金沢に行きたくなるのではないかと思います。) 著者は、金沢生まれで、金沢大学卒業後、金沢市役所に就職。その後、20年間金沢市長を務めた方で、誰よりも金沢を知り、金沢の将来について考えたであろう方ですので、地元金沢への愛情を強く感じました。 金沢は洗練された都市というイメージを持っていましたが、金沢の市街地整備の意図もその経緯も詳しく書かれていたので、実際に現地に赴き、その思いをかみしめたいという気持ちが強くなりました。 政令指定都市の駅を降りても、全然個性がないなとか、全然利用者の利便性が考えられていないなとかと思ってしまう都市は多くあります。 都市ごとに事情はあるでしょうが、将来こういった都市にしたいという長期的なビジョンを持っていればそうはなっていないだろうと思ってしまいます。 都市計画では用地買収が最も困難だと思いますが、金沢は長期的なプランを持って臨んだからこそ、目指すべき都市像に近づけることができたのかなと思います。 金沢以外の都市についても、観光地を観光ガイドブックに載せるだけでなく、本書のような都市の魅力が詰まった文庫本を発行して、その都市の根強いファンを増やして欲しいな思いました。 また、本書では、詩人の大岡信氏の次の言葉が引用されていました。 「伝統というものは、極端にいえば創意の連なりである。連なるべき創意がついにある時枯渇すれば、ひとつの様式の伝統はその時限りで死ぬというのが、芸術であれ、音楽であれ、あらゆる表現行為の歴史の語る赤裸の真実にほかならなかった」 コロナ禍で文化芸術活動の存続が危ぶまれている今、非常に心に刺さりました。

Posted by ブクログ

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