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貧困の経済学(上)
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貧困の経済学(上)

マーティン・ラヴァリオン(著者), 柳原透(訳者)

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貧困の経済学(上)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社
発売年月日 2018/09/12
JAN 9784535558632

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2020/07/16

功利主義と重商主義。ベンサムが切り開いたそれは、後者が貿易収支を指標にしたことに対する、アンチテーゼの第一歩。

Posted by ブクログ

2020/06/21

貧困に関しての経済学や統計学の側面からの教科書。 そもそも、貧困といっても先進国や発展途上国では全然その姿は異なるのに、どうしてそれを統合して考える事ができるのかと、私は思っていた。もちろん低い所得という共通の現象はあるが、その所得の低さの程度についても各国で相当異なる。著者...

貧困に関しての経済学や統計学の側面からの教科書。 そもそも、貧困といっても先進国や発展途上国では全然その姿は異なるのに、どうしてそれを統合して考える事ができるのかと、私は思っていた。もちろん低い所得という共通の現象はあるが、その所得の低さの程度についても各国で相当異なる。著者は全世界共通の貧困の尺度を編みだすのは希望しており、実際に1日2ドルの収入を基準とすることを試みている。 また、様々な厚生指標についても述べられている。そのなかで、興味深かったものを一つ、人間開発指数(HDI)について、著者は「HDIには平均所得も要素として含まれているので、平均余命と所得のウェイトの比…を計算できる。そのようにして求められた命の価値は、貧しい国では非常に低い――最低のジンバブエの場合には1年当たりわずか0.51ドルであり、極めて低い平均所得の0.3%にすぎない。一方、最もゆたかな国々では、命の価値は1年当たり、9000ドルにも上る。」(p377)と述べている。 『貧困の経済学』を読んで思ったのは、貧困は様々なバリエーションをとりながら、社会に対応を迫るものとして認識され続けてきたということだ。その過程で様々な貧困線が考えられ、政策が練られ、国家や国際機関がその対応を実施している。 著者の希望は、貧困は削減可能で、貧困対策の考え方や効果(それは手放しで素晴らしいと言えるものではないにしても)への理解が広まり、イギリス救貧法の時代からいわれていた「貧困者は怠惰だ」という考え方がなくなること。そこに「Cool head ,but Warm hurt」の経済学者の理想を見ることができる。

Posted by ブクログ

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