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iPod特許侵害訴訟 アップルから3.3億円を勝ち取った個人発明家
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iPod特許侵害訴訟 アップルから3.3億円を勝ち取った個人発明家

新井信昭(著者)

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iPod特許侵害訴訟 アップルから3.3億円を勝ち取った個人発明家

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2018/09/19
JAN 9784532322298

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iPod特許侵害訴訟

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2020/05/31

これはスゴイ物語だ。 そして、よくまとまったいい本だ。 一般の人には特許の話は難しいかもしれない。 しかしエンタメ業界含めて知的財産という権利商売をしている人にとってはこれは必読ではないだろうか? 自分が持っている権利を主張して戦う姿勢も参考になる。 逆に、我々がAppleの立場...

これはスゴイ物語だ。 そして、よくまとまったいい本だ。 一般の人には特許の話は難しいかもしれない。 しかしエンタメ業界含めて知的財産という権利商売をしている人にとってはこれは必読ではないだろうか? 自分が持っている権利を主張して戦う姿勢も参考になる。 逆に、我々がAppleの立場になりえることも示唆している。 大会社だからと言って安穏としてはいけないのだ。 実は他人の権利を知らずに侵しているということが、十分にあり得る訳なのだ。 (あらゆる権利について事前に調べることは事実上困難だろう) そしてその代償は決して安くはない。 そういう注意喚起も含めての物語ではないだろうか。 確かにAppleほどの巨大企業であれば、3.3億円という損害賠償費用は微々たるものだろう。 しかしそれが当社規模の会社あれば、相当なダメージになる。 著者は3.3億円でも勝訴とは言えなかったという。 この発明はそれだけ価値があるという主張であるが、原告被告双方にとって特許裁判が非常に難しいものだということをこの本から学ぶとができる。 これだけ社会や権利が複雑化している中で、普段何気なく行っている事業について、ある日突然に特許侵害で告訴されるかもしれない。 そういうリスクを知るだけでもためになるだろう。 (2019/8/16)

Posted by ブクログ

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