愛は金なり カルトC equalコレクション

熊猫(著者)

• 販売会社／発売会社: 笠倉出版社
• 発売年月日: 2018/09/25
• JAN: 9784773071955

商品レビュー

2019/06/05

▼あらすじ
世間知らずの悪魔・ソラが家出の末にたどり着いたのは人間の欲望渦巻く風俗街。
お金をスられてさまよっていたところを、風俗店のオーナー・エリルに拾われ面接希望と勘違いされてしまう。
「で、タチネコどっちかな？」その問いの意味もわからないソラを待っていたのはデリヘル・パライソでの借金と快楽にまみれた日々だった。

＊＊＊

ストーリーの完全度：★★★★☆
人外度：★★★★☆
受けのピュア度：★★★★★
エロ度：★★★★☆
萌え度：★★★★☆
総合評価：★4.0

積み本崩し。丸々一冊表題作でした。
お洒落な表紙に惹かれて購入しましたが、中身もお洒落でとっても個性的！デザインや表現の仕方が斬新で、“絵”そのものに面白さを感じたのは久し振りかも。
ただ、“個性的”というのは良く言えばの話で、悪く言えば癖がある絵柄なので万人ウケはしないかもしれません。私はめちゃくちゃ好きですが。

さて、肝心なストーリーの方ですが、こちらもなかなか面白かったです。途中、シリアスな展開もありますが全体的に見ればライト寄りの雰囲気で楽しく読めました。
ただ、ストーリー的な意味でも絵柄的な意味でも若干読み辛さを感じる部分もあり、その辺は少しマイナスポイントでした。

あとは予想を裏切られる展開が割と多かったかな、という印象。
まず、受けが思ってたよりも幼い印象で吃驚しました。もっと強気で所謂ヤンキー系のキャラかと思っていたのですが、いざ蓋を開けてみたらヤンキーなのは外見だけで中身はとってもピュア！(笑)
悪魔なのに性知識も全く無ければ精通もしてないショタみたいなキャラで、ひたすら可愛い受けちゃんでした。ショタ好きの私には嬉しい誤算♡

一方、攻めの方はてっきり人間だと思いきやまさかの天使(正確に言えば天使と人間のハーフ)でこれまた吃驚。ただ、天使×悪魔という設定は正直、あまり活かしきれていなかったような…？(-_-;)
良い意味でも悪い意味でも攻めが人間っぽ過ぎて、人外感がまるで無いのが原因かな、と。
受けは尻尾出したりツノ出したりして人外感出てたけど、攻めはそういう変化が一切無いのである意味面白みがない。
その上、ちょっと誠実さに欠けるイメージなのと、萌えギレに軽く引いてしまったので自分の好みからは少し外れるキャラでした(^^;)
ただ、攻めの過去話と最後に寂しいと本音を吐露するシーンはグッと来ました。そこだけは文句無しに良かったです。

あとはメギド(受けのペットの黒猫)がめちゃくちゃ可愛くて癒されまくりでした！
デフォルメの仕方がこれまた斬新でぬいぐるみみたいな見た目なんですが、丸っこくておめめくりくりでとてつもなく可愛いんです…！！キュートな見た目に反して台詞が関西弁なところもツボ…！！(*´д｀)ﾊｧﾊｧ
正直、攻めと受けのあれこれよりもメギドに一番萌えてた気がします(笑)

そんな訳で個人的にはストーリーよりも作者さんの絵柄に惹かれる部分が大きかったかな、という印象。次回作ではどんな熊猫先生ワールドが繰り広げられるのか、読むのが非常に楽しみです。
今後の活躍に注目したい作家さんの一人ですね。

2019/01/12

思ってたのと違って、というか展開はありがちだけどキャラ設定が全然！新しくて面白かった。絵も可愛かったし、過去とかもっと掘っても良かったなぁとは思ったけど、モブも可愛かったからスピンオフでアモちゃんとかデューラとかメギド擬人化とか見たいなー！

2018/12/27

めっちゃよかった
表紙でどうかなーて感じだったけど
レビューよかったから読んでみたけど
中身の絵の方がイイ笑 とっても上手くて書き込みがすごい、洋服とか凝ってるからそーゆーのも楽しい
ストーリーもラブコメ要素から後半は過去も分かってジーンってなったり、、、濃い作品でした
あとエロも濃い
おすすめしたい