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小説 透明なゆりかご(下) 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/09/14 |
JAN | 9784065125632 |
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小説 透明なゆりかご(下)
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
私は手帳(母子手帳)を抱きしめる。私は愛されていた。たとえほんの一瞬でも、ちゃんとお母さんに、世界の誰より愛されていたんだ。その証があれば生きていける、と思った。どんなに辛いことがあっても、未来へ進める。そしていつか、誰かを愛することも。 あの小さな手帳には、大きくて深い愛が溢れていた。だけどその純粋な愛は、ずっと続くとは限らない。 妊娠したら、毎日幸せいっぱいなんだろうって思ってたんです。 不安を抱えるのが妊娠するということ。 「 病気も怪我もするけど、手当てしながらニコニコ暮らしていく。健康ってそういうことなんじゃないかな。困ったときはお医者さんに頼ればいいの。そのために病院があるんだから」 「 病気って、悪いことばっかりじゃないと思うんです。病気だけど、じゃあどうしようって考えられる人は、意外と前向きなんじゃないのかな」 「大好きなの。お母さんは、あなたのことが」 決断に正誤はないと、由比は思う。大事なのは決める本人が納得することだ。由比はいつも、迷う。迷い続けている。 「頼もしいでしょ?」 先生(由比)は心を動かされたようにうなずく。誰一人迷う様子のないその姿に、私も胸がつまる。なんてすごい人たちなのだろう。私は何てすごい職場で働いているのだろう。
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産婦人科っておめでたいだけの場所ではないんよね。。。 色々な人がいるし、色々な背景がある。 すごく考えさせられた。 沖田さんが下巻ではハツラツと、少しずつ一人前になる姿も見られた!
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ふぬ。主人公の発達障害問題案件と産婦人科で起こる出来事の二兎を追わなくてええんちゃうか。読んでいてどこか視点がズレてしまう。
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