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猫は笑ってくれない
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猫は笑ってくれない

向井康介(著者)

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猫は笑ってくれない

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2018/09/07
JAN 9784591160046

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商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2024/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

男女の複雑に絡み合った関係性。 素直になりたいけどなれない。 相手に思いをぶつけることができない、そんな状況が自分だったら耐えられないと思った。 それでも一緒にいるのはなぜなのか。結局別れを選ぶのであればもっと早くに、、とも思ったがそれは当の本人にしかわからないこと。 ただただ複雑だなぁと感じた。

Posted by ブクログ

2019/06/08

猫の終末が切なかった 看取ろうとする三人の奇妙な関係 ちょっと共感できなかったんです これはないだろうと それぞれが自分に厳しいのか甘いのか 猫は淡々と生きて死ぬ ≪ 日々重ね 喪失と望み 日々重ね ≫

Posted by ブクログ

2018/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猫が繋いでくれた二人の関係と別れ。 脚本家の早川と映画監督の蓮子。 二人の生活に新たに加わったのは茶トラのソンだった。 蓮子とソンの穏やかな生活に安堵すると同時に湧き上がる不安を抱えて、蓮子との関係から遠ざかっていく早川。 久しぶりに蓮子から連絡を受け、再会した早川が見たのは、 腎不全で余命わずかのソンと、それを一緒に看取ろうと提案してくれた蓮子と再婚相手の宮田の姿だった。 二人の関係が静かに終わっていったあの頃の記憶と、 日々弱っていくソン。 人間だからとか動物だからとかじゃなくて、 ひとつの命あるものとして、その死をどう受け止めていくか。 不器用な二人。猫の存在に救われてる。

Posted by ブクログ