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グリーン・グリーン 新米教師二年目の試練
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2018/09/07 |
JAN | 9784198646806 |
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グリーン・グリーン 新米教師二年目の試練
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
『グリーン・グリーン』の続編です。 都会育ちの新人教師・翠川真緑(通称グリーン・グリーン)が喜多川農林高校に赴任して早くも二年目。 鶏の解体に立ち会うもその場で気絶してしまったり、豚の去勢にチャレンジさせられたりと、毎度ドタバタしながらも懸命に教師ライフを送る日々。 そんなある...
『グリーン・グリーン』の続編です。 都会育ちの新人教師・翠川真緑(通称グリーン・グリーン)が喜多川農林高校に赴任して早くも二年目。 鶏の解体に立ち会うもその場で気絶してしまったり、豚の去勢にチャレンジさせられたりと、毎度ドタバタしながらも懸命に教師ライフを送る日々。 そんなある日、真面目で目立たない佐和子が学校を無断欠席して・・。 グリーン・グリーンこと、真緑先生が担任する園芸科・二組の生徒たちと共に二年目を迎えてのお話です。 前作が爽やかな読み心地だったので、本書も楽しみにしてページを開きました。 相変わらず、農業高校ならではの実習風景は興味深いですし、真緑のドジっぷりもクスっとなるのですが、今回はサブタイトルの「新米教師二年目の試練」そのままに、真緑が自分の“できなさ”に苦悩する場面が多かった印象です。 反省することは勿論良い事なのですが、教師の二年目なんて、まだまだ解らないことや、上手くいかないことが沢山あって当然なので、ずーっとウジウジ(&急に妄想も入る)している真緑にちょっと辟易するものがありました。 そんな凹み気味の真緑に追い打ちのように嫌味なババ・・もといお婆さん・イケハタさんに意地悪なダメ出しをされるなど、踏んだり蹴ったりな感じです。 “嫌味”キャラといえば、豚の“二〇一号”もご健在でして、驚いたのが“二〇一号”がオスだったこと。絶対“オバサン豚”だと思っていたのですけどね~。 あ、でも去勢されているので“オネェ”というところなのかな・・とりま、相変わらず毒舌な豚さんでございます。 今回も林業をはじめ第一次産業の厳しい現実や、農業高校卒業後の進路について考えさせられるものがありました。 そして、学校モノにはありがちな(?)“あの問題”が真緑の生徒にも降りかかり、誰にも相談できず抱え込んでいた、佐和子ちゃんの心中を思うと胸が痛くなりました。 本当、娘がこんなに苦しんでいるのに、何も気づかないどころか無気力で姑といがみ合う母親に呆れてしまいました(佐和子ちゃんの容体がピンチになってやっと反省してたけど)。 そして佐和子ちゃんの“お相手”の男子生徒も何だか頼りないというか、しょせん他人事なんかな?って感じです。 と、色々大変でしたが真緑の“一生懸命”なところを豊福先生も認めてくれているようで何よりです。 さらに、松田君との恋もいい感じになってラストはほっこりでしたね。 で、続きがあるのか気になりますが、せめて二組の生徒たちが卒業するまでは続いてほしいです~。
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前巻の続きだった。 「引っ越ししてきた時に、本家に住むことになったら、分家に必ず挨拶に行かないといけない、たとえそれが留守でも本人が家にいる時に挨拶しないといけない」という決まりを守らないと冷たい対応をするという高齢者が出てきて、田舎ある あるなのかなと思った。 主人公が就職した農業高校では、複雑な家庭環境や10代の妊娠、毒親など、2018年当時のことだが詳細がわかりやすく書かれており、それから数年たった2023年、今年でも起こり得ることだなと思った。 前巻もこの本もとても読みやすく、展開が面白い。また、今どきの若者や農業の現状や家庭環境、農業高校での生活などについて、とても勉強になるため、ドラマになってもいいのではと思った。
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農業高校での教師生活二年目を迎えた真緑(みどり)の日常を描く。生徒にも仕事にも、そして自分にも正直に生きる彼女の姿に、初心の大切さを教えられた思いです。続刊楽しみにしてます!
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