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薬物依存症 シリーズ ケアを考える ちくま新書
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薬物依存症 シリーズ ケアを考える ちくま新書

松本俊彦(著者)

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薬物依存症 シリーズ ケアを考える ちくま新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2018/09/05
JAN 9784480071729

薬物依存症

¥715

商品レビュー

4.6

8件のお客様レビュー

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2023/10/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでて本当に胸が苦しくなる。あの甲子園の大スターで、西武時代はキラキラ輝いていた清原が、今はどん底でもがいている。観衆の大歓声を浴びてホームランを打つというのはなかなか経験できない快感なのだろうが、それを失って、彼の繊細な心や「男とはこうあるべき」という理想の高さがあいまって、このような結果を招いてしまったのか。 それでもなお、薬物で逮捕された有名人でここまで人気が高く、同情の声が多いのも彼ならでは。 この本を読んでも、彼を犯罪者として見る気持ちにはならず、正直に胸のうちを語って苦しんでいる姿に、同情や共感の心しか出てこない。 薬物の欲求としっかり向き合いながら、高校野球の指導者として、返り咲いてほしいと願わずにはいられない。

Posted by ブクログ

2022/03/03

おせっかい焼かれた方の人が有意に自殺を思いとどまる。快適な環境のネズミはモルヒネを溶かした水を飲まない。 めっちゃ勉強になりました。

Posted by ブクログ

2022/02/20

備忘録。 薬物依存症の自己治療仮説。薬物依存症の原因は、「もっと快感を」という正の強化ではなく、苦痛の緩和という負からの脱出にあるというのは、納得感のある仮説。だから、薬に対する規制を強化するだけでは、依存症問題は解決しない。欧米の大麻などの違法薬物取締緩和のベースにある考え方...

備忘録。 薬物依存症の自己治療仮説。薬物依存症の原因は、「もっと快感を」という正の強化ではなく、苦痛の緩和という負からの脱出にあるというのは、納得感のある仮説。だから、薬に対する規制を強化するだけでは、依存症問題は解決しない。欧米の大麻などの違法薬物取締緩和のベースにある考え方だと思うが、薬物依存が広がってきたら、日本でも緩和の議論が必要になるのかもしれない。 ネズミの楽園の実験。独房のような檻に入れられたネズミ16匹と、仲間と自由に交われる楽園におかれたネズミ16匹。独房ネズミはモルヒネ水を飲み、楽園ネズミは水を飲む。でも、独房ネズミを、楽園に移すと、モルヒネ水じゃなくて、本当の水を飲みはじめる。 社会的動物である人も、孤独に追い詰められて、モノでその孤独を癒そうとする訳ですが、移される楽園があれば、モノで孤独を癒そうという行動が減るかも。確かに、そうかもしれない。

Posted by ブクログ

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