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伯爵夫人の肖像 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2018/09/07 |
JAN | 9784198943929 |
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伯爵夫人の肖像
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商品レビュー
5
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※このレビューにはネタバレを含みます
#読了 大正時代に実際にあった伯爵夫人とお抱え運転手の心中が題材。東京朝日新聞の広瀬という社会部記者が生き残った伯爵夫人の動静を追いつつ、夫人やその周囲と取材対象ではなく個人として知遇を得て、夫人が命を失うまでが描かれている。 報道に携わる人たちが個性的で、当時の報道の空気感が手にとるようにわかる。心中という陰鬱なテーマのわりに、そこまで重くならなかったのは報道現場の熱気が緩衝材になったからかな。 心中にまで至るほど捨て鉢になる夫人の心理も読み進めていくとなるほどと納得がいくし、実際の事件でも心中の翌年に後釜に据えられた運転手と再び恋仲になるという衝撃的な事実も、物語としてしっかり収まっていてすっきりした。
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大正6年に実際に起こった伯爵夫人とお抱え運転手の「千葉心中」。本書は新聞記者広瀬の視点で事件とその後の伯爵夫人を追う。 丹念な取材で他社を出し抜き、一心に事件に迫ろうとする広瀬だが、少し物足りなかった。 伯爵夫人や伯爵家にもう少し入り込んだ描写を期待していたのだが、同時代の新聞社...
大正6年に実際に起こった伯爵夫人とお抱え運転手の「千葉心中」。本書は新聞記者広瀬の視点で事件とその後の伯爵夫人を追う。 丹念な取材で他社を出し抜き、一心に事件に迫ろうとする広瀬だが、少し物足りなかった。 伯爵夫人や伯爵家にもう少し入り込んだ描写を期待していたのだが、同時代の新聞社、記者たちについての記述のボリュームが多く、これはこれで興味深いのだが、タイトルから期待したものとは少し違って残念だった。
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