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ローズ・アンダーファイア 創元推理文庫
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ローズ・アンダーファイア 創元推理文庫

エリザベス・ウェイン(著者), 吉澤康子(訳者)

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ローズ・アンダーファイア 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2018/08/30
JAN 9784488252052

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商品レビュー

3.9

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2024/01/13

第二次世界大戦末期、米国人女性のローズは英国で戦闘機を輸送すする業務についていた。同じ飛行士の恋人もいたが、ドイツ軍に捕まり強制収容所に送られる。過酷な状況を様々な国の女性たちと生き延び、収容所を脱出する。想像を絶する体験と、戦後の戦争裁判での証言の様子。生態実験の対象であった仲...

第二次世界大戦末期、米国人女性のローズは英国で戦闘機を輸送すする業務についていた。同じ飛行士の恋人もいたが、ドイツ軍に捕まり強制収容所に送られる。過酷な状況を様々な国の女性たちと生き延び、収容所を脱出する。想像を絶する体験と、戦後の戦争裁判での証言の様子。生態実験の対象であった仲間たちと、その体験を記す。 「コードネーム・ヴェリティ」の続編又はスピンオフ的な作品かと思いきや、全く別の作品だった。ローズの力強さと仲間たちとの絆に感動します。

Posted by ブクログ

2024/01/04

アメリカ出身でイギリス在住の作家「エリザベス・ウェイン」の長篇ミステリ作品『ローズ・アンダーファイア(原題:Rose Under Fire)』を読みました。 『コードネーム・ヴェリティ』に続き「エリザベス・ウェイン」の作品です。 -----story------------- ...

アメリカ出身でイギリス在住の作家「エリザベス・ウェイン」の長篇ミステリ作品『ローズ・アンダーファイア(原題:Rose Under Fire)』を読みました。 『コードネーム・ヴェリティ』に続き「エリザベス・ウェイン」の作品です。 -----story------------- ナチスの強制収容所で闘う少女たち いかにして強制収容所を脱出したのか? MWA賞受賞作家が贈る、『コードネーム・ヴェリティ』を超える傑作! 1944年9月。 飛行士の「ローズ」は、戦闘機を輸送する途中でドイツ軍に捕まり、ラーフェンスブリュック強制収容所に送られる。 飢えや寒さに苦しみながら苛酷な労働に従事する「ローズ」。 収容所で出会った仲間と生き延び、窮地を脱するための意外な方策とは──。 戦争に翻弄される女性たちの絆と闘い。 日記や手紙で構成された、先の見えない展開の果てに待つ圧巻の結末が胸を打つ傑作! 訳者あとがき=「吉澤康子」 ----------------------- 2013年(平成25年)に発表された作品で、時間軸でいうと『コードネーム・ヴェリティ』(1943年(昭和18年)が舞台)の約1年後の物語… 『コードネーム・ヴェリティ』の主役のひとりで女性飛行士の「マディ」が脇役で登場する等、共通の人物が登場しており姉妹編のような作品に仕上がっています。 1944年9月、英国補助航空部隊に所属する飛行士の「ローズ」は、戦闘機を輸送する途中でドイツ空軍機に捕まり、航空基地に連行された… そしてスパイの疑いをかけられ、主に女性を収容しているラーフェンスブリュック強制収容所に送られてしまう、、、 飢えや寒さに苦しみながら、苛酷な労働に従事する「ローズ」… 地獄で見つけた支えあえる“家族”と生き延び、窮地を脱するための意外な方策とは――。 戦争に翻弄される女性たちの強い絆と闘い… 日記や手紙で構成された、先の見えない展開の果てに待つ圧巻の結末が胸を打つ、少女たちの友情と闘いを描く傑作。 ナチスの強制収容所・ラーフェンスブリュック収容所での、凄惨かつ極限状態での生活… その中で、フランス、ポーランド、ソ連、アメリカ等の出身国が違う収容者の中に友情が芽生える、、、 身体の傷は癒える部分もありますが、心の傷はなかなか癒されないですね… ホロコーストの悲惨さ、戦争の醜さを改めて見せつけられる作品で、前作『コードネーム・ヴェリティ』以上に戦争小説の要素が強い作品でした。 前作の主人公のひとり「マディ」が「ジェイミー」と結婚していた良かった♪

Posted by ブクログ

2022/07/20

圧倒的なのは、想像を絶する収容所内の様子 フランス人、ポーランド人、ドイツ人、ロシア人たち 実在したラーフェンスブリュック収容所にいた女性たちに起こったこと……。 主人公ローズの使命は、実験台にされたポーランド女性74名の「ウサギ」たちの名前を数え歌にしてすべて暗記して、彼女た...

圧倒的なのは、想像を絶する収容所内の様子 フランス人、ポーランド人、ドイツ人、ロシア人たち 実在したラーフェンスブリュック収容所にいた女性たちに起こったこと……。 主人公ローズの使命は、実験台にされたポーランド女性74名の「ウサギ」たちの名前を数え歌にしてすべて暗記して、彼女たちの存在を世に知らしめる。そのために周りに助けられながら生き残ること。 普通であれば、救出され、解放され終戦、事実が明るみになりエンディングとなるところ、その後に訪れるPTSD的な精神状態まで描くことで、より起こってしまったことの「残酷さ」が際立つ。 事実を明らかに「しなければならない」と「したくない」のはざまで苦悩する。少女たちの戦いは、おそらく最後のページの後も続く。 作者はリサーチで知ってしまったことについて「書かなければいけない」自身の思いが形になったのだろう。 「あとがき」には前作同様、自分の創作箇所を示し「それ以外は全て事実」と言いきる。 無心に手記を書き綴るローズの姿は、作者自身ではなかったか。 最終ページのあとには、医学実験台とされた人たちの名前がうっすらと消えかかって…… 忘れてはいけない。現実に、今起こっている戦争があること……平和は理屈ではない。

Posted by ブクログ

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