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3.4
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十六の短編小説の中で気になったのが2つ。その一つが「最後の懺悔」、4人のうち一人だけ死刑が放免されると言う。人は死ぬ前に何を懺悔するのか。4人の懺悔が「欲」と言うものを様々な形で醸し出す。「貪欲」な人は死に際でも見苦しい「欲」は変えない。もう一つは「恋と戦は手段を選ばず」と言う傲...
十六の短編小説の中で気になったのが2つ。その一つが「最後の懺悔」、4人のうち一人だけ死刑が放免されると言う。人は死ぬ前に何を懺悔するのか。4人の懺悔が「欲」と言うものを様々な形で醸し出す。「貪欲」な人は死に際でも見苦しい「欲」は変えない。もう一つは「恋と戦は手段を選ばず」と言う傲慢で意地悪な大地主と小作との間で一人の女性に対する恋、戦争で「運」が一変する物語だ。女性を横取りし結婚した大地主は小作の元恋人に戦争でも上司として小作(部下)に決死の難題を命令する。意地悪と独占欲が悪運を運び込むことになる。 人は「貪欲」の為に嘘をつく、「貪欲」は人からヒンシュクを買い、結局ものにできない。「欲」は誰もがあるがほどほどが一番と言う人生の教訓なのだろうか。
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第二次大戦から現代あたりまでを舞台にした短編集。発行は2018年だからまあまあ最近である。一寸先が闇か光かわからぬままナイフエッジに立っているような物語ばかりだが、人生に対する肯定感が感じられて読後感は快い。描かれた時代の気配をまとった作品はいかにもジェフリー・アーチャーのもので...
第二次大戦から現代あたりまでを舞台にした短編集。発行は2018年だからまあまあ最近である。一寸先が闇か光かわからぬままナイフエッジに立っているような物語ばかりだが、人生に対する肯定感が感じられて読後感は快い。描かれた時代の気配をまとった作品はいかにもジェフリー・アーチャーのもので、現代風にアップデートされていなくて本当にありがたい。 どれも楽しく読んだが、カジノをテーマにした某作品については、他の作家のほぼ同じものを読んだ覚えがある。家にある本だと思うが、どれだか思い出せない。思い出したい‥。
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作者通算7冊目の短編集ですが、過去の短編作品を勝手に評価。(◎=傑作、○=秀作、△=凡作) 『12本の毒矢』◎ 『12の意外な結末』○ 『12枚のだまし絵』◎ 『14の嘘と真実』◎ 『プリズンストーリーズ』△ 『15のわけあり小説』△ そして本書の個人的評価は○です。 彼の小説...
作者通算7冊目の短編集ですが、過去の短編作品を勝手に評価。(◎=傑作、○=秀作、△=凡作) 『12本の毒矢』◎ 『12の意外な結末』○ 『12枚のだまし絵』◎ 『14の嘘と真実』◎ 『プリズンストーリーズ』△ 『15のわけあり小説』△ そして本書の個人的評価は○です。 彼の小説は、事実をベースにした話ではなく全くの創作の方が面白い傾向があるようです。 本作の個々の作品の評価は以下の通りですが、最後の作品は、次作発表予定稿の冒頭部分のみの収録という名実共に「次作についてのお知らせ」となっています。まとめて読まないとすぐ忘れるのでこれのみ未読です。 「唯一無二」△ 「最後の懺悔」○ 「オーヴェルシュルオワーズの風景」○ 「立派な教育を受けた育ちのいい人」○ 「恋と戦は手段を選ばず」○ 「駐車場管理人」◎ 「無駄になった1時間」○ 「回心の道」◎ 「寝盗られ男」○ 「生涯の休日」○ 「負けたら倍、勝てば帳消し」△ 「上級副支店長」◎ 「コイントス」○ 「誰が町長を殺したか?」◎ 「完全殺人」△ 「次作についてのお知らせ」?未読
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