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京都の訪問診療所 おせっかい日誌
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎メディアコンサルティング/幻冬舎 |
発売年月日 | 2018/08/28 |
JAN | 9784344918405 |
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京都の訪問診療所 おせっかい日誌
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
著者は開業医の渡辺康介氏です。 本書は著者らが実践する「訪問診療の様子」を描いたエッセイです。 著者の渡辺氏は京都北部の賀茂地区で生まれました。 医大を卒業後は泌尿器科医としてキャリアをスタートしました。 しかし研究には面白みを感じられず、流れ作業の勤務医も患者に寄り添えないこ...
著者は開業医の渡辺康介氏です。 本書は著者らが実践する「訪問診療の様子」を描いたエッセイです。 著者の渡辺氏は京都北部の賀茂地区で生まれました。 医大を卒業後は泌尿器科医としてキャリアをスタートしました。 しかし研究には面白みを感じられず、流れ作業の勤務医も患者に寄り添えないことに屈託を感じていました。 仕事は淡々と続けていましたが気持ちは燻り続け、85年に故郷で妻の都美医師と渡辺医院を開院しました。 必要に迫られて訪問診療を始めたところ、患者を丸ごとケアできるスタイルが自分の性に合っていると感じました。 「ようやく自分の居場所を見つけた」と安堵し、その後も在宅医療なども充実させていきました。 舞台となる「渡辺西賀茂診療所」は京都市北区、上賀茂神社の南西に位置します。 地域の診療所が目指すのは地産地消の医療、すなわち「病気の治療」ではなく「地域生活の継続」です。 そのために「できる限りのことを創意工夫して行うこと」を徹底しました。 一人の食事が寂しいなら一緒に食べ、 行き場のない人にはアパートを探し、 外泊中のケアも無償で行い、 行きたかったディズニーランドに泊まりで同行する などです。 本書はこのように、著者が在宅医療に奮闘する日常を描いていました。 時に過度の自己犠牲だと感じられる部分がありましたが、地域に根を張って患者に寄り添う姿は感動を誘いました。 思いを込めた文章は心に響き、一気に読めました。
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佐々涼子氏のエンドオブライフを読み、この本も読まなければと思い、手にしました。 この本は、おせっかいがテーマとなっています。人は、生まれてから、死ぬまで、他人の力を借りないと生きていけない事が多い。自分自身、母の介護では最後の瞬間まで、いろいろなスタッフ、医師だけではなく、ヘルパ...
佐々涼子氏のエンドオブライフを読み、この本も読まなければと思い、手にしました。 この本は、おせっかいがテーマとなっています。人は、生まれてから、死ぬまで、他人の力を借りないと生きていけない事が多い。自分自身、母の介護では最後の瞬間まで、いろいろなスタッフ、医師だけではなく、ヘルパー、看護師など数多くの人のお世話になりました。 高齢化社会が到来し、在宅医療、看護については、ますます重要となってきます。自分がどういうエンディングを迎えればいいのか、考えさせられます。
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