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いたずらの問題 ハヤカワ文庫SF
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いたずらの問題 ハヤカワ文庫SF

フィリップ・K.ディック(著者), 大森望(訳者)

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いたずらの問題 ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2018/08/22
JAN 9784150121952

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商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2024/06/02

メディアをコントロールし大衆を間接的に管理しようとするディストピアもの。 「1984」のビッグブラザーを象徴とする社会よりも緩めやけど、現代のSNSを住処とする誹謗中傷、ガセネタのばら撒きなどの予見のよう。 顔の見えない裁きの場「ブロック集会」「テレメディア」など、歪んだ大衆心理...

メディアをコントロールし大衆を間接的に管理しようとするディストピアもの。 「1984」のビッグブラザーを象徴とする社会よりも緩めやけど、現代のSNSを住処とする誹謗中傷、ガセネタのばら撒きなどの予見のよう。 顔の見えない裁きの場「ブロック集会」「テレメディア」など、歪んだ大衆心理が怖い。 再読してもうちょい感度高めます。

Posted by ブクログ

2023/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ディック初心者にもオススメできるストーリー展開で読みやすい。本作にあるモレク的な風潮がいまだに蔓延していて時代を経ても色褪せない一冊だなとも思いました…!(無意識に銅像の頭部を持ち帰ってくるところは笑いました)

Posted by ブクログ

2021/04/01

こいつは傑作だ!ガハハハハ!!! 傑作という言葉を辞書で引くと、2つの意味があり、この小説には両方の意味で傑作だと拍手喝采を送りたい。 例によって、込み入った世界観を把握するまで序盤はやや読みにくいが、「なにこれどうなってんの!?」というディック節から物語は加速していくのでご安心...

こいつは傑作だ!ガハハハハ!!! 傑作という言葉を辞書で引くと、2つの意味があり、この小説には両方の意味で傑作だと拍手喝采を送りたい。 例によって、込み入った世界観を把握するまで序盤はやや読みにくいが、「なにこれどうなってんの!?」というディック節から物語は加速していくのでご安心を。 道徳や倫理が絶対視され、集団相互監視の状態にある息苦しいディストピア。不倫した芸能人を匿名SNSで叩きまくる、昨今の日本を見てきたかのような、先見性あふれる描写に驚かされた(この小説は1956年発表)。その中で、主人公が取る行動によって、痛烈な社会風刺ともいえる、思いがけない結論が導きだされる。序盤の主人公の言動には共感できなかったのだが、少しずつ感情移入が増していく。 過去にSFで多く描かれてきた監視社会に、ますます近づいていく21世紀のリアル。我々はいったいどこにむかっているのだろう?そこに、「いたずら」や「ユーモアのセンス」といったことが一石を投じるストーリーに考え込まずにはいられなかった。 あと、文字通りユーモア全開の終盤の仕掛けには笑わせてもらった。色々な意味で傑作なのだ。

Posted by ブクログ

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