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鈴木浩充(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 MIKHOTO出版
発売年月日 2018/07/10
JAN 9784991022906

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商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2023/08/27

UWFについてナンバー2だった鈴木氏の自伝。 自費出版のせいか読みにくい個所はあったものの、お金の流れなどを丹念に描いており、これまでの選手側からの見方と違った見方が描かれていた。

Posted by ブクログ

2018/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どういうワケだか最近リリースラッシュが続く UWF関連書籍。本命・・・というか、リファレンスとなるべ き柳澤健「1984年のUWF」を皮切りに、そのアンサーと も言えるインタビュー集「証言UWF」など、読み応え抜群 の作品が多かった。しかしこの作品、これまでずっと「謎」 とされており、好き勝手な見解だけが先走っている現在の UWFを取り巻く状況を打破する作品となるかもしれない。 なぜなら、著者は鈴木浩充。そう、あの新生UWFと呼ばれ た株式会社ユー・ダブリュ・エフにて、社長の神真慈氏と 共に専務取締役を務め、UWFを特別な場所まで押し上げた 人である。 神社長・鈴木専務の2人に、30年近く取り憑いて離れない イメージは、「横領フロント」。プロレスファンは誌面に 載るプロレスラーの発言しか拠り所が無く、例えば前田日 明の発言こそ真実、と信じ込んでしまう風潮が否めない。 これに加え、新生UWF崩壊後の2人は公に対しての発言を 一切しなかった。ある意味“犯罪者”というレッテルを貼 られたまま、それを受け入れて地下に潜ったのだ。 この本は自費出版である。 これまでずっと沈黙を貫いた伝説のフロントが、どうして 今になってから著作を発表したのかと言うと、タイトルに ある通り自らの母親のため。母が“自分の息子が泥棒扱い されている”ことで心を痛めている、という事実を知り、 ここで改めて身の潔白を証明しようとした。だから、大手 の出版社にも、ライター・作家にも頼らず、「自らの言葉」 だけで表現出来る自費出版にてこの本をリリースした、と のこと。 そもそも、UWF解散時にフロントの2人が本当に横領して いた、と思っているファンは、実はそれ程多くないと思う。 会社を起ち上げたのは紛れもなく神・鈴木両名であり、そ こで得た利益の使い途は役員で決めて構わない。そんなこ とは通常の会社に務めている人なら誰もが理解出来ること であり、前田や他の選手の言うことがイマイチピンと来な い、と感じていた人も少なくないハズ。ただ、ファンの心 情的にはやはり選手の味方をしたく、無条件に黙った2人 のフロントに一方的に悪者になって貰った、というのが本 当のところだと思う。 この本を読んでいて、その考え方はおそらく正解だった、 という思いを強くしたのは間違いない。だからこそ、最悪 とも言えるヒール役を買って出てくれた鈴木専務には、フ ァンであった者としてここでちゃんとお詫びとお礼をして おくべきだと思う次第。鈴木専務、本当にごめんなさい。 そして我々のために悪者になってくれて本当にありがとう ございました! ・・・というワケで、UWFに対する疑念はまた一つ晴れた。 ただ、正直「読み物」としてはちょっとだけ不満(^^;)。 本職の作家さんでは無いのだから仕方無いが、せめて文章 に監修をいれるべきだった気がする。まぁ、ファンであれ ば問題は無いと思うけど。そしてもう一つ、UWF崩壊後の 謎の会社「スペースプレゼンツ」に関する記述が殆ど無か ったのが残念。その辺りのディープな話を、出来ればまた 別のどこかで聞かせて欲しい気がする。 こうなってくるともう一人、口を開かなければならない人 が居る気が。全てを時効にして良い今だからこそ、ご本人 の言葉が聞きたいなぁ・・・。

Posted by ブクログ

2018/07/18

タイトルを見たときは、正直「胡散臭いな…」と感じた部分はありましたが、この数年で出版されたUWF本の中では、最も「マトモ」な内容と感じました。

Posted by ブクログ

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