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人知原理論 ちくま学芸文庫
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人知原理論 ちくま学芸文庫

ジョージ・バークリー(著者), 宮武昭(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2018/08/01
JAN 9784480098795

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みんなの感想まとめ
  • 人間存在
  • 哲学的考察
  • 言葉の本質
  • 物質否定
  • バークリー思想
  • 現代脳科学との関連
  • 古典言語学探求
  • 思考の幅を広げる
  • 新たな洞察
  • 提案する倫理観

物質の存在を否定し、言葉や観念の本質について深く掘り下げる内容が特徴的です。著者の明快な論旨と痛快な語り口は、読者を引き込み、哲学的なテーマを身近に感じさせます。特に、言葉が個別的観念の集合体であるという視点は、量子論との関連性を感じさせ、現代の脳科学とも結びつく興味深い考察を提供しています。バークリーの思想が持つ誤解を解消し、より深い理解を促す一方で、古典的な言語学的探求や倫理についての議論も展開され、思考の幅を広げる要素が満載です。多様な視点からのアプローチが魅力的で、読者に新たな洞察を与える一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/03/30

存在するとは知覚されることだという主観的観念論で有名な一冊。 精神の内の観念だけが存在するものであり、精神の外にいわゆる「物質」は存在しないという極めてラディカルな主張である。 いわゆる客観が確固として実在し人間が受動的にそれを追認するという素朴実在論の構図を大転換したエポックメ...

存在するとは知覚されることだという主観的観念論で有名な一冊。 精神の内の観念だけが存在するものであり、精神の外にいわゆる「物質」は存在しないという極めてラディカルな主張である。 いわゆる客観が確固として実在し人間が受動的にそれを追認するという素朴実在論の構図を大転換したエポックメイキングな書物だ。また、バークリーも科学的認識を批判しているが、科学的世界観に対する人間の存在論的優位の宣言ともいえる。「存在」とは何かと議論するときに、人間にとって意味のあるものこそが「存在」として有意味だという主張には同意できる。観念として知覚される以上、眼前の対象物も空想も同じ次元で「存在」として扱うというのは、科学的世界観を転覆し「存在」の多元性を許容する。その意味でヒューマニスティックな存在論の道を開いたと評価できる。(もっともバークリーは神を持ち出すが)。 ただし、素朴な目的論的証明により神の存在を「証明」し、その後は全世界を知覚する者としての神の存在を前提とするので、結局のところ世界はそのまま存在することになる。この点が聖職者であったバークリーの限界である。 ただ、ある精神にとって「他者の精神」は直接観察できないので、独我論こそが自然な態度になりそうだが、どうだろうか。

Posted by ブクログ

2020/03/13

面白かった! 抽象観念を否定する冒頭は、ロックを読んだあとだと、「いやー、ロックの考え方、好きだけどなー」と思ってたけども、 「ある言葉が一般的になるのは、(中略)言葉がいろいろな個別的観念を表示する記号とみなされ、したがってこれらの個別的観念のどれをも精神にたいして無差別に...

面白かった! 抽象観念を否定する冒頭は、ロックを読んだあとだと、「いやー、ロックの考え方、好きだけどなー」と思ってたけども、 「ある言葉が一般的になるのは、(中略)言葉がいろいろな個別的観念を表示する記号とみなされ、したがってこれらの個別的観念のどれをも精神にたいして無差別に示唆する」p33 これは素晴らしい それって、たとえば、木、という言葉は、一般的な木、というのを示すのでなく、ありとあらゆる個別的な木が重ね合わされてる状態をいうのかと。 そして、それを脳裏に想像するときには、常になんらかの個別的な形をもつ、と。 これ、量子論やん 確率的に重ね合わされた電子が、観察においてある1箇所に定まるのと同じく、あらゆる木の観念の重ね合わせとして存在している木という言葉があり、それを実際に考えるときには、ひとつの具体的な木が選ばれて脳裏に浮かぶ 量子観念論 脳のことを知るには量子重力理論が必要と考えたペンローズへと思いは広がる 観念論自体はどうにもなっとくしきれず。 量子としての世界があって、それが人間の認識のレベルの都合で世界としてあらわれてる、という、今日の脳科学的な理解であれば理解できるけども。 ただ、最後の精神についてのところで色々と納得できてく。 バークリってものすごくスピノザ的なのでは?バークリとスピノザ、という考察はどこかでされてないのかしら

Posted by ブクログ

2019/11/24

読みやすい 難解なイメージの強かった哲学書ですが、しっかりと相手に説明しようという意思の感じられる本でした。 全体を通して、バークリ氏が自身の考察を主張しては「しかし貴方がたはこう反論するだろう、それに対する私からの答えはこうだ」と反駁をする、という流れの繰り返しであり、一つ一つ...

読みやすい 難解なイメージの強かった哲学書ですが、しっかりと相手に説明しようという意思の感じられる本でした。 全体を通して、バークリ氏が自身の考察を主張しては「しかし貴方がたはこう反論するだろう、それに対する私からの答えはこうだ」と反駁をする、という流れの繰り返しであり、一つ一つ読み手の意見を潰していくため理解しやすいです。 他の哲学者への批判がところどころに入るので、ロック、ニュートン、スコラ哲学辺りを名前だけでも知っておくとより面白く読めると思います。注釈に説明があるのでそれで十分かもしれませんが。

Posted by ブクログ

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