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国士舘物語 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/08/10 |
JAN | 9784065125342 |
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国士舘物語
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
兄から借りた一冊。 国士舘大学の四年間、体育教師になる為?いや、シティボーイを目指して上京した、江口孝介とその仲間達の青春ストーリー。 時代は30〜40年前くらいの設定。 携帯電話は無く、世の中は黒電話。 努力と根性の世界。 当時の男性社会がこんなだったのか?はたまた国士舘...
兄から借りた一冊。 国士舘大学の四年間、体育教師になる為?いや、シティボーイを目指して上京した、江口孝介とその仲間達の青春ストーリー。 時代は30〜40年前くらいの設定。 携帯電話は無く、世の中は黒電話。 努力と根性の世界。 当時の男性社会がこんなだったのか?はたまた国士舘という大学がこんなだったのかは知らないが、何を始めるのも喧嘩から(笑) 女子の私にはちょっと理解し難い世界観^^; 大学1年〜2年は少し物語を読むのが苦痛なくらい。 だんだん物語の登場人物に慣れてくると、やっとこの物語の進みも早くなる。 4年になる頃には、加速していった。 青春ぎっしり満載の一冊。 喧嘩だらけの展開で、ちょっと私には厳しい本だったな(^^;;
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珍しく父親が面白いと言っていたので読み始めた。 と言っても、父親は国士舘大の体育学部に通っていて、本の中に出てくる描写は、私が話に聞いていた大学の姿そのものだったのだ。 つまり、私が最初に知った大学のイメージと言えば、入学式で天皇陛下に万歳三唱をし、学ランと押忍という言葉が飛び交...
珍しく父親が面白いと言っていたので読み始めた。 と言っても、父親は国士舘大の体育学部に通っていて、本の中に出てくる描写は、私が話に聞いていた大学の姿そのものだったのだ。 つまり、私が最初に知った大学のイメージと言えば、入学式で天皇陛下に万歳三唱をし、学ランと押忍という言葉が飛び交う世界だったのだ。 ちなみに本で書かれている年代よりも少し古い話だ。 今では新聞の一面を飾るようなことが日々起きる学生生活を通して、学生が大人になる。しかも普通の大人ではなく、自分の限界を知り、芯を強く持った大人になる。国士舘大学はそんな大学だと感じた。 私は学生の間背伸びをし続け、それが自分を苦しめることを4年生になってやっと気付いた。身の丈通りに生きられるようになってきたのは、卒業して3年くらい経った、最近の話ではないかと思う。 自分らしく生きる、日々自分を忘れないということを大切にして生きていきたいと思わせてくれた一冊だった。
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懐かしさで手に取った一冊。 あの頃はなんにもない無意味だと思えた毎日も今となればすごく充実した日々だったんだと思える。 これから大学生活を送ろうとする子たちには一日一日を噛み締めて送って欲しいとおもう。
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