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レッド 最終章 あさま山荘の10日間 イブニングKCDX
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レッド 最終章 あさま山荘の10日間 イブニングKCDX

山本直樹(著者)

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レッド 最終章 あさま山荘の10日間 イブニングKCDX

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/08/23
JAN 9784065124116

レッド 最終章 あさま山荘の10日間

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2018/12/05

怒濤のクライマックス。警察の作戦が緻密に描かれているところも激アツでした。機動隊にバリケードを突破されて逮捕されたところですぱっと終わる美しさにふるえた。そして坦々と記述された年表の非常さ。こんなのが本当にあった出来事なんだよなぁ……

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2018/10/29

「レッド 1969~1972」「レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ」に続く最終章。あさま山荘事件の顛末を描く。 前作までは永田洋子と植垣康博が物語の中心だったのだが、この二人はあさま山荘事件の直前に退場しているので、なんとなく主人公不在な感じ。坂口弘がかろうじて主人公的なポ...

「レッド 1969~1972」「レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ」に続く最終章。あさま山荘事件の顛末を描く。 前作までは永田洋子と植垣康博が物語の中心だったのだが、この二人はあさま山荘事件の直前に退場しているので、なんとなく主人公不在な感じ。坂口弘がかろうじて主人公的なポジションだが、キャラクターのせいもあって少々弱い。 ただ、シリーズ全体を通して見ると、この中途半端さが正しいように思う。たしかにビジュアル的には連合赤軍の一連の事件のクライマックスでもっとも派手ではある。でも内側からみれば、連合赤軍は壊滅寸前でピークはとっくに過ぎている。一連の出来事の中での最後のあがきに過ぎない。 そうした尻すぼみ感は、シリーズの締めくくりとしては悪くないように思う。

Posted by ブクログ

2018/10/28

山の中でも身ぎれいにしていて臭いで怪しまれるようなことがなければ、もしかして少しは違う結末があったのではないだろうか、なんて思ってしまいました。 やっぱり入念な取材があってこそ、このリアルな作品が生まれたんですね。とにかく、最後まで描ききってくれた作者には感謝と尊敬しかないです...

山の中でも身ぎれいにしていて臭いで怪しまれるようなことがなければ、もしかして少しは違う結末があったのではないだろうか、なんて思ってしまいました。 やっぱり入念な取材があってこそ、このリアルな作品が生まれたんですね。とにかく、最後まで描ききってくれた作者には感謝と尊敬しかないです。 同じような取材はできないかもしれませんが、政治的には反対の考え方をしていても理想が狂気に向かうという点では同じなのではないかという例として、三島由紀夫の伝記とかちょっと読んでみたいなあと期待していたりします。

Posted by ブクログ

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