- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
本土空襲全記録 NHKスペシャル 戦争の真実シリーズ1
定価 ¥1,650
1,155円 定価より495円(30%)おトク
獲得ポイント10P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
12/3(火)~12/8(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/08/03 |
JAN | 9784041067369 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
12/3(火)~12/8(日)
- 書籍
- 書籍
本土空襲全記録
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
本土空襲全記録
¥1,155
在庫あり
商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
『ゴジラ−1.0』を鑑賞したあと、興味を持って本書を購入しました。ゴジラ最新作では、戦後日本の復興時期を舞台にしています。1945年〜1947年、48年あたりだったかと思います。空襲で壊滅的な打撃を受けた東京が、徐々に復興していく風景が登場します。史実としてどれくらいの被害があっ...
『ゴジラ−1.0』を鑑賞したあと、興味を持って本書を購入しました。ゴジラ最新作では、戦後日本の復興時期を舞台にしています。1945年〜1947年、48年あたりだったかと思います。空襲で壊滅的な打撃を受けた東京が、徐々に復興していく風景が登場します。史実としてどれくらいの被害があったのかを確認したくなり、本書を読みましたが、私の関心ごとは本書では確認できませんでした。しかしながら、本土空襲がどのようなものだったのかを知ることができました。本書の最初に本土空襲MAPがありますが、ほぼ日本全域に爆弾が落とされたことがわかります。壊滅的な状況から先人の力で今日に至っていることを改めて考えることができました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
先に読んでいた同じシリーズ(NHKスペシャル)がわかりやすく、手に取った1冊。 なんとなく空襲、B29のことはもちろん知ってる人がほとんどだろうけど、頻度も規模も甚大で確かに詳細は見えてこない。 それなのに終戦までに本土空襲で45万人亡くなっているという事実が何より恐ろしい。 最初は精密爆撃で軍事目標だけを狙っていたのに、天候などの関係で狙えなくなると、徐々に無差別爆撃に傾いていった。 その無差別爆撃をそもそも始めたのが日本とドイツっていうのが…皮肉すぎるが、 全ての流れが戦争に繋がったのだなと思う。 1945年11月には九州への空襲、本土上陸作戦も考えられていたという。終戦が遅れたらもっと被害も甚大だったのだろう。 どんな事実でも恐ろしいのが戦争だなとつくづく思う。
Posted by
2017年8月にNHKで放送された特別番組の書籍化。 米軍の戦闘機につけられていた膨大なカメラ映像を入手、さらに米国の国立公文書館に保管されていた2万ページに及ぶ機密文書「戦闘報告書」を解読。このふたつの資料をもとに、あらためて本土大空襲の全容を振りかえれば、その回数も規模も、こ...
2017年8月にNHKで放送された特別番組の書籍化。 米軍の戦闘機につけられていた膨大なカメラ映像を入手、さらに米国の国立公文書館に保管されていた2万ページに及ぶ機密文書「戦闘報告書」を解読。このふたつの資料をもとに、あらためて本土大空襲の全容を振りかえれば、その回数も規模も、これまでに把握されていた数値をはるかに上回る実態が浮かび上がってくる。空襲は約2000回。投下された焼夷弾は約2040万発、撃ち込まれた銃弾は約850万発、犠牲者は45万9564人――いったいなぜ、空襲はここまでエスカレートしていったのだろうか。 前述の膨大な作戦資料、生々しい記録映像、空襲を体験した人々の証言をたどり、本土空襲の全体像と真実に迫る。 「線路わきの土手の斜面にへばりつくと、上空には敵機が、操縦士の顔が分かるほど低空で飛んでいて、まるで笑っているようだった」(P135) これは本書に掲載された、米軍機による機銃掃射を受けた人の証言だが、まったく同じ話を私の祖母がしていた。私が祖母から戦争体験を聞いたのは7歳の頃で、残念ながらその当時の私には祖母の体験を理解できるはずもなかった。 2017年8月に放送された本書のベースとなる番組のなかで公開されたガンカメラの映像を見た時、祖母が見たものを初めて理解できたように思う。 米軍機は軍需工場、飛行場、滑走路に並ぶ戦闘機、走行中の蒸気機関車そして、人。小さな木造船で漁をする人、田んぼや畑で農作業をする人、鉄道の客車に乗る人、駅のホームに立つ人。それだけでなく、丘陵地帯を走る馬たちにまで機銃掃射をおこなっていた。 米軍機のパイロットたちは「日本に民間人はいない。すべての男、女、子供は軍隊を援護する武装予備軍」とみなしていたからだ。 映像は地上を動くものすべてを標的にした、狂気の記録。パイロットの視点で見ているこちらも頭がおかしくなってくる。けれど私は目をそらすことができない。 もしかしたら、膨大な映像のなかの、火線の先を逃げ惑う人々のなかに祖母の姿があるのではないかという考えが捨てられなくて。 訥々と語る祖母の声を思い出す。 「……あいつらは電柱の高さすれすれに低く飛んでくる。それより低く飛ぶと、電線に引っかかって自分が墜落しちまうから」 「操縦しているやつの顔が見えるんだぁ」 「オレは赤んぼ背負ってたげんちょ、死なすわけにはいかねぇべ」 「この辺一面原っぱか畑か田んぼだべした。隠れっとこもねえから、雑木林に飛び込んだっけ、みんなもう逃げ込んでんの」 「おんちゃ達が、女子供の姿隠そうと、蓆を上からかけでくれんだげんちょ、飛行機がすぐ近く飛ぶべ。風で蓆がめくれあがって……」 「オレもう、あんなに走れねぇ。もうたくさんだ」
Posted by