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襲来(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/08/01 |
JAN | 9784065123386 |
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襲来(下)
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
63史実を再現するだけでなく、師匠と弟子との魂の繋がりを強く感じさせる下巻でした。最後くらい会わせてあげて!と思うのは凡夫だからでしょう。立正安国論執筆の月にふさわしいお話しでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
元寇を描く歴史時代小説の下巻。 架空の主人公の視点ではあるものの、対馬での実況がリアリティを感じさせます。 主人公は日蓮の手足耳目と自覚し、煩悩を押し殺し戦場記者のように記録をする様は孤高で壮絶です。 この手法、構成のため主人公が得られない歴史背景を、周りのものから伝えられる形でうまく説明されていると思います。 前作の「守教」もうそうですが、歴史に埋もれる無辜の民を描くのは作者の真骨頂だと思いました。 日蓮宗の信徒ではないですが、歴史に残る宗教の教祖の至高さも感じられました。 自分としては群像劇的なものが好きなので、鎌倉幕府の内情も描いてほしかったですが、作品としてはこれで完成されていると思います。
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元寇は、幸運にも2度とも神風により撤退したと思ってたが、この史実を基にした小説では、特に2度目において人智に及ぶ防禦により守ったことがうかがえる。日蓮の耳目となり活躍した見助の見た一連の事件の顛末が詳しく描かれている。ひと時も忘れぬ日蓮に遭う為に見助は戻ってくるが。描かれた日蓮が...
元寇は、幸運にも2度とも神風により撤退したと思ってたが、この史実を基にした小説では、特に2度目において人智に及ぶ防禦により守ったことがうかがえる。日蓮の耳目となり活躍した見助の見た一連の事件の顛末が詳しく描かれている。ひと時も忘れぬ日蓮に遭う為に見助は戻ってくるが。描かれた日蓮が幕府、他宗教に偏見を持ち、自分のみが救世主であるがごとくの立ち位置が引っかかった。2018.11.29
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