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公園へ行かないか?火曜日に
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公園へ行かないか?火曜日に

柴崎友香(著者)

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公園へ行かないか?火曜日に

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/07/31
JAN 9784103018339

公園へ行かないか?火曜日に

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商品レビュー

4

22件のお客様レビュー

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2024/11/28

トランプの大統領就任が決まった瞬間のアメリカの様子が描かれた章がとてもおもしろかったのと、毎回ちらっと現れるリスが愛らしかったのと、音楽や小説や映画だいろいろな国の人とコミュニケーションを図ろうとする姿勢がとてもあ平和的な瞬間、行動だなと感じた。

Posted by ブクログ

2024/03/29

ううむ、アメリカ文化やトランプ当選時の空気感について読みたくて手に取ったのですが、ちょいと期待外れ。著者自身が何度も書くように、英語が苦手だからそこまで深い会話や情報収集ができていないのですよね。「よくわからなかった」「聞き取れなかった」で著者の思考がぶつりと途切れることが多くて...

ううむ、アメリカ文化やトランプ当選時の空気感について読みたくて手に取ったのですが、ちょいと期待外れ。著者自身が何度も書くように、英語が苦手だからそこまで深い会話や情報収集ができていないのですよね。「よくわからなかった」「聞き取れなかった」で著者の思考がぶつりと途切れることが多くて苛々してしまった。 それを「ものを分かったような気になって分析しない謙虚さ」と捉えているレビューがあり、なるほどそういう見方もあるかと唸ってしまいました。分からないことを分からないと書ける誠実さ。 海外旅行・留学中って、主に言語力の欠如により自分の得られる情報量が限られている分、物事がシンプルに見えて(本人は気づいていない)、あれこれ語りたくなるものなんですよね。それを自制しているように見える柴崎さんはやはりさすが作家、なのかも。 でも、「英語が苦手だから」があまりにも言い訳的に多用されている気がして…。辛口ごめんなさい。

Posted by ブクログ

2023/07/05

滝口悠生のアイオワ日記、中上健次のアメリカ・アメリカに続いて読んだ、IWPの参加作家の本。 実は柴崎さん自体を読んだのも初めてだったけど、繊細な書き方に引き込まれる。 この人の視点、好きだなあと思った。 読みやすいし丁寧。 ちょくちょく、自分を取るに足らないものに感じられてショ...

滝口悠生のアイオワ日記、中上健次のアメリカ・アメリカに続いて読んだ、IWPの参加作家の本。 実は柴崎さん自体を読んだのも初めてだったけど、繊細な書き方に引き込まれる。 この人の視点、好きだなあと思った。 読みやすいし丁寧。 ちょくちょく、自分を取るに足らないものに感じられてショックを受ける様子が描かれる。 とくにラストのNY旅行で、アジア人で女で、背が低いから、と扱いが雑にされる様はわたしもよくわかるので苦しくなった。 英語が苦手ながら、周囲の作家たちといい関係でいたいと頑張る様子は新入社員のよう。 でも周囲の人はもっとクールでざっくばらんな感じ。わかるーーーう。 途中、2ヶ月中断を挟んだ本だったけど、時系列ではないパラグラフなので読みやすかった。 ニューオーリンズの幽霊たち、言葉音楽言葉、が面白かった。 映画好き、音楽好きだったことはアメリカ暮らしに幸したはず。 アメリカの博物館事情も興味深い。 アトラクション型や、追体験型がある。なるほど。 ホロコースト記念博物館の話の終わり、ここの警備員が白人至上主義者に撃たれて最近亡くなった、の表示に胸を突かれる。 アメリカは、なんてとこだ、とアメリカにいかなければ、わからないのだし、アメリカにいたことで、日本の社会や日本語での思考に気づくことができるのは普段当たり前にいる世界のレイヤーに気づく好機なんだろう。 同様に、他の国から来た作家の心のうちに想いを馳せたり、自分の大阪弁への思いに気づくのも面白い。 アメリカと野球とか。 柴崎さんの本もいずれ読んでみようと思った。

Posted by ブクログ