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恐怖の構造 幻冬舎新書507
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2018/07/01 |
JAN | 9784344985087 |
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恐怖の構造
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商品レビュー
3.8
28件のお客様レビュー
ホラーと恐怖について1番勉強になった本。 目から鱗の内容が満載。 ⭐️昨今は自分の評価が下がること、すごい人だと思われなくなることに恐怖を覚える人が増えています。〜名前も顔も知らない他人に肯定され続けないと、自我が保てなくなっているように見えるんです。〜今の子供たちは内圧に怯え...
ホラーと恐怖について1番勉強になった本。 目から鱗の内容が満載。 ⭐️昨今は自分の評価が下がること、すごい人だと思われなくなることに恐怖を覚える人が増えています。〜名前も顔も知らない他人に肯定され続けないと、自我が保てなくなっているように見えるんです。〜今の子供たちは内圧に怯えているのではないでしょうか。 ⭐️笑いと恐怖 物語がホラーになるかお笑いになるかは、単純に火力の問題なんです。→やりすぎが笑になる。 ⭐️国別の恐怖 文化的恐怖と生態的恐怖 落とし穴と振り子やホステルやソウが生態的恐怖?ただ、なぜ?の要素は必要。 文化的側面が強くなる。宗教感の強さ。 キリスト教では悪魔の存在を恐れている。 アメリカでは幽霊より悪魔。日本は幽霊。 ヨーロッパも怪談が多い。 ⭐️集団こそが不安を生む アカ狩り ⭐️不安の時代がやってくる 70年代、1973年にはノストラダムス、日本沈没や悪魔のいけにえ、ジョーズが公開された。 平成初期はオカルトブーム いまは将来、日本が亡くなる、日本蒸発,的な怖さがある。 ⭐️スプラッター映画は嫌いだけど、スプラッター描写のある映画は好き。 何だかわかる気がする。 ⭐️大衆は狂人が好き。 レクター博士のような。 ほか、黒澤明監督の撮影の邪魔だからと、家や電柱を取り除かれたとか。ジョブズとか。 あとは、エクソシストの監督もやばい。 ブロックバスター映画、エクソシストはジャンル潰し ※逆にジャンルが開く映画ゾンビや悪魔のいけにえなど。ユーモアがある。 フリードキンの狂気。内緒でピアノ線で引っ張ったり。撮影現場にショットガンを持ち込んだり。 ⭐️ヒッチコックのフレンジー ⭐️次世代の恐怖ツール、VRが台頭する。 ⭐️各ジャンルにはそれぞれのゴールがある、ホラーは主人公が生き残るか死ぬか?というもの。 ⭐️各論と総論 一つの事柄は好転するけど、全体的には不安が残った状態になる。それが怖いのがホラー。 ⭐️主人公のアーチ どう成長させるか?どう変化されるか? キャラクターの強さ。 ⭐️実話怪談のコツ 噂話のジャンクフード、脚色も大事。 ⭐️書き手自身がどんなアンテナを張って、何に気づくか 何気ない日常の中でも圧倒的な量の情報を吸収する。
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映画も小説も現実も好きなので興味深く面白い。というかこの作家さんが面白い。 でも実のところホラー映画は演出やストーリーで気になるの沢山あるが恐くて観れない派。
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恐怖を言語化するのは難しい。なぜなら根源的な感情であり感じ方も人それぞれだからだ。本書では恐怖の構造を実体験、映画、小説を踏まえ解説していく。筆者がホラー作家という事もあり小説での恐怖に関する章は特に面白かった。恐怖と笑いの関係性も興味深い。ホラー好きにおすすめ。
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