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刀の明治維新 「帯刀」は武士の特権か? 歴史文化ライブラリー472
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
| 発売年月日 | 2018/07/18 |
| JAN | 9784642058728 |
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刀の明治維新
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
江戸時代の帯刀は武士のみの特権だったのか? 「切捨御免」の実態とは? といった疑問が本書を読んで解決。わかりやすく具体例や図をあげてあり、古文書の抜書には說明があって難しくなく、読み応えがあり、良かったです。 以下 個人的に印象の強かった点。ネタバレバレ ●百姓町人の刀 ・戦国時代は自衛のため身分を問わず、刀を差している者が多く、江戸時代初期は全国的に刀の所持は普通であった。秀吉の刀狩りで一旦没収となったが、徳川幕府は刀狩令を継承せず。 ・町人・百姓の年始・冠婚葬祭・祭りで脇差を差すのは礼儀として必要。旅行などでも。苗字も普通に使っていた。 ・江戸時代になってファッションとして流行があった。吉兆事はもちろん、日常的に脇差を差す習慣は18世紀末くらいまで普通であった。 ・脇差は短いものにかぎらず、長いものでも一本差しは脇差の認識。見た目太刀と変わらない ・帯刀とは二本差しのことで、一本差しは規制対象外。許可することも禁止することもなかった。 (役所へ挨拶など公式の時のみ、長い脇差を禁止。しかし一般人が役所へ行く機会はほとんどなく、意識されず) ・江戸幕府が武士以外の脇差を禁じることは最後までなかった。 ・明治になっても庶民が吉兆事や年始挨拶に脇差を帯びることは礼儀として必要であり、明治9年の廃刀礼で初めて禁止になった。 ・武士以外は丸腰というのは嘘。しかし、無闇に脇差を差したものが徘徊して不穏となる事態は、村ごとの規制などにより抑えられていた。 ●帯刀(二本差し) ・1683年(天和三年)許可のない者の二本差しの禁止。当初は規制を守らない者が多かった。 ・規制強化されると特権と見做されるようになり、人の上に立つ役の者は町人でもお役目中は許可されるなど。 ・人別帖(戸籍)による管理と役職による管理がかぶってしまい、軋轢があった ・帯刀は権威を示す身分標識であり武器とは認識されなくなった。 ・常時帯刀の武士などは帯刀が義務であり勝手にやめられない ・偉く見られたいという虚栄心から帯刀許可の運動をする者多数。 ・幕府以外の権威(公家・神職ほか)からの帯刀許可もあり。賄賂もありあり ・「こういう者に許可して良いか」藩から奉行へ問い合わせ多数。いちいち先例を調べ回答する幕府。歴史的記録を改竄して許可を願い出る者も多く、そこも調べる。 ・日本のお役所仕事の真髄がよくわかる ●明治の帯刀 ・官員・士族の帯刀は身分標識として必要であり、義務だったのは江戸時代までと同じ。 ・明治二年、廃刀を提案した江藤新平は常識はずれとして大反対にあい、これが原因で下野。 ・明治四年、官員の洋装化に伴い、帯刀義務免除を願い出る者が多数。続々と許可が出て、礼装以外は勝手にせよ となる。 ・官員が帯刀しなくなったため、帯刀しているのは旧弊な士族(特にお役目なし)がほとんどという事態に。 ●斬り捨て御免 ・「切捨御免」はおそらく福沢諭吉の造語で江戸時代には見られない。(明治六年学問のすすめ が初出か)江戸幕府を貶め、帯刀の旧弊を非難するための造語か。 ・斬り捨て御免の嘘は、幕末の混乱期の記憶によるもの。平時では、悪口を言われて無礼討ち(慮外打)をした武士は追放、酔った上で人を斬った武士は死罪の例などがある。やむを得ず斬る場合無罪の規定があるが、「やむを得ず」は余程の場合だったろう。 ・江戸時代、犯罪者も捕縛が普通で、その場で斬ることは特別な場合以外にはなかったようだ。
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