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決済インフラ入門(2020年版) 仮想通貨、ブロックチェーンから新日銀ネット、次なる改革まで
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2018/07/20 |
JAN | 9784492681442 |
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決済インフラ入門(2020年版)
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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
業界歴長いんですが、決済システムの面から俯瞰したことなくて知らないことがいっぱいあった。勉強になりました。新刊も楽しみ。
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「入門」とうたっているが、明らかに初心者向けではない。書いてあることは、広く浅く、であり、海外事情まで漏れなく書かれているようではあるが、ざっと流しているので基礎知識がないとほとんど頭に入ってこない。入門ということであれば、決済というものの考え方、歴史や経緯、なぜこのようになって...
「入門」とうたっているが、明らかに初心者向けではない。書いてあることは、広く浅く、であり、海外事情まで漏れなく書かれているようではあるが、ざっと流しているので基礎知識がないとほとんど頭に入ってこない。入門ということであれば、決済というものの考え方、歴史や経緯、なぜこのようになっているのかの思想を丁寧に説明する部分が必要ではないかと思う。言うなれば専門家にならんとする人が手元に置いて参照しようとするようなものだ。 「紙幣や手形・小切手の電子化や、マネーロンダリングなどの対応(管理)強化は世界的取り組みでもある。スマホ(モバイル)決済も進行中であるが、情報管理の面で課題もある。金融行政方針により経営や事務をはじめ金融機関が改革され、経済成長も進めようとしている。今回の改革は単なるインフラの改革だけではなく、「金融」そのものを変えようとするものと捉えるべきだ」 というのだが、その改革の実態がどうも伝わってこないのが残念でもある。むろん①電子化、②規制強化、③集中化、が現在の金融決済が向かう方向性であると説明するのだが、そこには著者の哲学というものを感じることが少ない。 そんな中で、著者が既存金融側の人間(銀行に27年間勤務)であることを強く示す主張が出てくる。まず、仮想通貨についてはかなり否定的だ。仮想通貨という呼び方すら正しくないとして、あれはものとして整理され、「暗号資産」というのが正しい呼称であると繰り返す。また、「資産の裏打ちのない仮想通貨(暗号資産)などは、まさに当局も指摘しているが、バブルで危険な商品ということがいえる」とも主張する。ブロックチェーン技術は分散化が鍵となるが、現在の金融決済インフラはコスト削減とセキュリティ強化を目的としてクラウドによる集中化の方向に進んでいるのが実態だとも指摘する。特に三菱UFJ銀行の事例が大きいとも指摘する。 また、 「ニーズの低い案件を銀行が莫大なコストをかけて対応する必要はない。すでに全銀システムをはじめ世界最高水準にあることを自覚するべきである。またくり返しになるが、決済インフラの経営判断基準は、①堅牢性(確かにやるか)、②効率性(便利か)、③経済性(安いか、いわゆるコスト)の3点である」 は何度か繰り返し出てくる主張である。ここまで言われると、具体的に何か非効率なシステムを規制当局が非合理に金融機関に強制しようとしているのを闇に指摘して止めればいいのにと主張しているようにも見える。中の人、であればきっとわかるんだろうなと。 著者が指摘するようにフィンテックが成長するのは、銀行制度が未発達な国なのだが、だからといって日本が遅れていくようなことを容認することはできないだろう。また、インドが適切な徴税のためにタンス預金を把握するために紙幣を廃止したといい、彼の国がレベルが低いように説明する。「日本の決済システムをはじめとした決済インフラはその機能からいって世界最高峰のレベルなのである」という主張が何度か繰り返されるが、もし紙幣の廃止によって紙幣管理コストも含めてよくなるのであれば、進んでいるがゆえの逆説の成長への縛りが発生していることになり少し暗澹となるのである。 みずほ銀行がシステム統合に失敗したのは三行平等の精神としたためで、三菱UFJ銀行や三井住友銀行のように合併した側のシステムを使うようにしたからそこまでの問題にはならなかったことや、その意味で地銀はすでに共通のシステムを使っているところが多いことから統合には有利ではないかという指摘はとてもリーズナブルでよくわかった。また、その地銀共同センターや、クレジットカードのCAFISなど日本の決済ネットワークの多くをNTTデータが押さえていることは おそらく著者が書いている解釈的な部分は仮想通貨にせよ企業ポイントにせよ厳密に正しいのだろう。しかし、それはこの装丁の本で求めらているものではなかったりもするのである。今後、とても重要な分野になってきているので、科学者のアウトリーチ活動ではないが、いわゆる一般向けによくわかって、読んで楽しい本が出てこないものなのだろうか。
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網羅的だけど、薄いんだよな… 言葉として理解する分には十分かもしれないけど、もうチョット絞って突っ込んで欲しかったなぁ。全銀、日銀周り。
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