気まぐれなジャガー(2) arca C

ウノハナ(著者)

• 販売会社／発売会社: Jパブリッシング
• 発売年月日: 2018/07/25
• JAN: 9784866691275

商品レビュー

2020/03/11

1.2巻一気に購入して1回目に読んだ時にはあまり惹かれなかったのですが改めて2回目読むとコンプレックスで雁字搦めののジレジレの恋にキュンキュンしすぎて爆発するかと！
なぜ1回目の自分は気づかなかったんだ！！と。

年上音楽雑誌編集者×年下天才ギターミュージシャン。
幼なじみで中高時代に仲良くなりアラタのギター演奏の影響を受けてギターを始める宗純。
アラタはもともとテクニックはありそこそこ上手いギター弾きだったけどギター初心者の宗純が天才的という…なんとも切ない。アラタは年上でギター経験も長く宗純にコンプレックスを抱きつつも宗純のギターと宗純自身に惹かれていく様子が切ないけど最高なのですよ。こうゆうコンプレックスの中でもがくキャラ大好き。
宗純は天才的なギターセンスを持ち自覚しつつもアラタに恋をしてしまいギターよりアラタをとろうとする恋に純粋で、ピュアやなあと。

音楽に対するコンプレックスと恋愛の中で一度は離れてしまうけど、コンプレックスを乗り越えて再開、付き合うようになって本当に！！嬉しかった！！
アラタはミュージシャンになる夢を諦めて宗純と生きていく覚悟をした時はコンプレックスで雁字搦めになっていた時を乗り越え将来と宗純を見つめ直して大人になったんやと涙でした。安泰で良いっていう気持ちと一緒にバンドしてほしかったという気持ちとで読者のわたしはすこーしだけ複雑ですが。

これからはPeg結成編、気になります！

2019/12/28

2巻は過去パートがほとんどで、アラタと宗純の切ない切ない恋が、すごく！いいです！！好き！！胸が痛くて涙がでますが、こんな過去を越えての今なんだと思うと、尚更現在の2人が愛おしくなります。一途な宗純にアラタは救われたね、良かった良かった…涙

2018/07/26

音楽雑誌編集者×天才ギタリストの2巻目は、過去に遡った青春メモリー編でした。幼馴染みから秘密の恋人同士になった二人の、不慣れで一途な初々しい恋に何度も胸が締めつけられました。

大学生と高校生の二人は将来のことも考えなくちゃいけない時期なのに、互いを想う気持ちは留まるところ知らずです！
とにかくアラタに一途な椎名が、とてもカワイイのです！純粋に恋する男の子です。
アラタは昔は「宗純」って呼んでいたんですね…
なんで名前呼びしなくなったのかな～？

アラタは椎名のことをもちろん好きなわけだけど、天才的な才能の持ち主である彼に嫉妬とか劣等感とか、負の感情がありすぎて苦しくなってしまったのが読んでいてわかりすぎて、本当に辛かったです。
一方、椎名はアラタがフクザツな思いを抱いてるなんて、少しも考えていない無邪気さで、ひたすらアラタを好きなのが愛おしかったです。
アラタが心にもない言葉でそんな椎名を切り離して上京してしまった時の二人の心境を考えると、さらに胸が締めつけられました。

だからもう、再会シーンは号泣しちゃいましたよ…！！
アラタの言葉の一つ一つが、後悔と懺悔でいっぱいで。
どんなに互いに好きなのかがはっきりとわかるシーンでした。ティッシュお忘れなく。

…なので、その後の怒涛の濃厚初Hシーンは格別の感動がありました。萌えます。そしてかわいくてキュン死できます！何度でもガン見。
とにかく、おめでとう～！良かったね!!としか言葉がありません。
その後は、ラブラブな二人のエロい同棲生活をこれでもかと見せつけられます。個人的にはバカ○○○にヤられました(笑)
椎名がかわいすぎる…！ｾﾝｾの歴代のキャラで最強にかわいいです。
前にも書いたけど、アラタの椎名がかわいいと思う気持ちと才能へのコンプレックスが、たまに甘やかな中にドロッとしたS的感情になってたりして、それが執拗なHになってるのかなと妄想するだけでエロくて鼻血出そう…!!

コンプレックスやジェラシーを乗り越えたアラタの決意は椎名のためであり、椎名を愛しているからこそと伝わってくるし、椎名はひたすらアラタだけを愛してるとしっかり感じられるのがいいです。

次回からPeg時代の話になるんですね～！まきちゃん、静ちゃん、ゆうたん、みんな好きなのでとても楽しみです。