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ベルリン・都市・未来
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武邑光裕(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太田出版
発売年月日 2018/07/12
JAN 9784778316365

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商品レビュー

4.5

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2022/01/26

4年も積んでた本。やっとこ読了。 今のベルリンがこのまま発展してるならとても住んでみたい街ですな。テクノ好きだし。ヴィーガンはまだちょっと遠慮したいけれども。 ただ、いいところばかり書かれてたのは気になりましたね。 NIONとか機能してないようだし。 それでも一度は行ってみたいと...

4年も積んでた本。やっとこ読了。 今のベルリンがこのまま発展してるならとても住んでみたい街ですな。テクノ好きだし。ヴィーガンはまだちょっと遠慮したいけれども。 ただ、いいところばかり書かれてたのは気になりましたね。 NIONとか機能してないようだし。 それでも一度は行ってみたいと思うのでした!

Posted by ブクログ

2020/11/14

『ベルリン・都市・未来』武邑光裕 2年前に著者・武邑さんとWIRED前編集長・若林恵さんのABCでのトークショーに行った。それまでベルリンがこんなにも面白い都市とは知らなかった。帰りに買って読んだのだった。その時はなんとなく疲れた日々で、今ならまた別の視点で読め...

『ベルリン・都市・未来』武邑光裕 2年前に著者・武邑さんとWIRED前編集長・若林恵さんのABCでのトークショーに行った。それまでベルリンがこんなにも面白い都市とは知らなかった。帰りに買って読んだのだった。その時はなんとなく疲れた日々で、今ならまた別の視点で読めるかもしれないと棚から手に取った。 ベルリンについてのエッセイで、ブックデザインが素晴らしい。ブックカバーのイエローにフィルターのかかった写真も、そしてめくるとシルバーのFuturisticな表紙も。文章に差し込まれる写真の多くはモノクロで、時々カラー。映像ドキュメンタリーのような感覚。 そう思わせるのは、リアルとメタファーが入り混じるエッセイだからでもある。メタファーとは違うかもしれない。武邑さんは人間社会と生態系を相似するものと捉えていると思う。とくに蜂は生態系の創発を促す生き物で、人の社会にもそういった存在が必要になる。 ベルリンでイノベーションが起きるのは、生態系のバランスと同様に、多様性や経済がうまく均衡しているからだ。DJ、ハッカー、起業家が集まり、共通語として英語を介し新しいことが始まる。 彼らを典型として、DJ的な人、ハッカー的な人たちが既存の枠組みを再編成することで社会や企業を変化させていくと思う。ドラスティックなトップダウンというよりも、サブな存在が新たな動きをつくる。 ベルリンは社会に生態系があると思った。最先端のデジタル分野だけでなく、DIYの精神があり、農業やグルメなど生活すること全般で経済圏、生活圏が形成されている。グローバリゼーションの分断や分業から自律できる社会があるようだ。家賃が上がりにくい仕組みや、公共住宅であるが故に所有より共有の意識が高いらしい。 タイトルのとおり、未来を感じさせてる。海外の都市に関する情報に触れたとき、その一方で日本はと思わずにいられない。そう思ったとき、東京からは新しいことは生まれなさそうだ。ある程度の規模の地方の都市なら、生態系のつくれる場所なら、何かが起こせるかもしれない。 #ベルリン・都市・未来 #武邑光裕 #太田出版 #ベルリン #Berlin #ベルリン・天使の詩 #ウィム・ヴェンダース #デザイン思考 #DesignThinking #都市の話 #読書の秋 #書評というか感想 #書評 #ブックレビュー #booklog

Posted by ブクログ

2020/10/22

ドイツの首都ベルリンの都市論である。ベルリンには世界中からクリエイティブな人材が集まり、クリエイティブな社会経済活動が展開されている。スタートアップの経済活動が活発である。たとえばベルリン発のスタートアップ銀行N26はスーパーマーケットのレジで現金を出入金でき、口座維持費や送金手...

ドイツの首都ベルリンの都市論である。ベルリンには世界中からクリエイティブな人材が集まり、クリエイティブな社会経済活動が展開されている。スタートアップの経済活動が活発である。たとえばベルリン発のスタートアップ銀行N26はスーパーマーケットのレジで現金を出入金でき、口座維持費や送金手数料は無料である。 このベルリンの活況の背景にはスタートアップ誘致政策や寛容な移民政策などがあるが、特筆すべきは再開発への否定的姿勢である。ベルリンでは新築物件よりも築100年の古いアパート群に価値がある。スタートアップ企業やアーティストらにとって超高層ビルよりも、築何十年の低層建築の方が魅力的である。この点は超高層ビル建設一辺倒の日本とは真逆である。日本は反省し、見習う必要がある。 現代はインターネットの普及で生産者の独占的な優位性が崩れ、プロシューマーの時代になった。ここでは都市経営への市民参加を実現し、地元に住む市民の創造性を解放することが求められる。この点も日本の再開発とは真逆である。日本の再開発は住民不在である。地権者でない周辺住民は無権利である。住民が主体的に参画する街づくりは日本ではできていないことである。 本書は日本との対比という点で大いに参考になる。但し、本書が対比するものはシリコンバレー的な企業の利益最大化や経済成果主義である。これはどうだろうか。シリコンバレーもスタートアップが集積している。アメリカ資本主義よりも、一部の有力者の意向で決められる日本的村社会がアンチテーゼにふさわしいのではないか。どうも冷戦を引きずってアメリカ帝国主義を批判しなければ気が済まないような印象を受ける。

Posted by ブクログ

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