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掟上今日子の備忘録 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2018/07/13 |
| JAN | 9784065121634 |

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掟上今日子の備忘録
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掟上今日子の備忘録
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商品レビュー
3.9
59件のお客様レビュー
1日しか記憶がもたない掟上探偵の話。 驚きや衝撃的なことはなく、天才の掟上探偵が少し頑張って割とあっさり謎解きをします。3.0
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今日子さんと厄介の距離感が絶妙だが切なさも残る。彼女の特性上近づいては離れてを繰り返すのだろう。今後の展開が気になる。最終話の様なロジックがこのシリーズにも隠されていないか期待してしまう。
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眠ると記憶がリセットされる「忘却探偵」こと掟上今日子(おきてがみきょうこ)が、数々の事件を原則1日で解決していく、というライトミステリー。 これまで西尾作品は読んだことはなく、本作もドラマで観ただけだったのだが、最近 AI(LLM)を使っていると、いつもこの「忘却探偵」のことが...
眠ると記憶がリセットされる「忘却探偵」こと掟上今日子(おきてがみきょうこ)が、数々の事件を原則1日で解決していく、というライトミステリー。 これまで西尾作品は読んだことはなく、本作もドラマで観ただけだったのだが、最近 AI(LLM)を使っていると、いつもこの「忘却探偵」のことが頭をよぎるので、原作も読んでみた。 最近の LLM を使ったツールやサービスは、過去の会話を記憶できるようになってきている。しかし、LLM 自体が新しい記憶(学習が終わった以降のユーザーとのやりとりの内容)を保持しているわけではない。ユーザーとのやりとりを記憶しているように見えるのは、ツールやサービスなどのアプリケーションが、それを「備忘録」として記録し、会話する度に LLM に送り込んでいるからである。 本作の今日子の場合、「備忘録」を自分の身体に油性ペンで書いている。そうしなければ、翌朝、自分が何をすべきかもわからないからだ(逆に、残さなければ完全に守秘義務が遂行される。それが彼女のビジネス上のウリになっているのだが)。 さらに言えば、LLM アプリケーションでは、ユーザーとの記憶の前に、「システムプロンプト」と呼ばれるアプリケーション開発者の意図が暗黙に埋め込まれる。それによって、AI が大枠としてどういう役割で動くのかが決まる(例えば、システム開発者なのか、英語学習の先生なのか)。 シリーズの1巻である本書では、今日子の過去はほとんど明かされおらず、「なぜ探偵をしているのか」という謎は残ったままである。その謎を解く鍵は、彼女に与えられるシステムプロンプトに隠されているものと思われる。 最後に、恋愛小説としての側面に触れると、語り部(ワトソン役)の隠館厄介(かくしだてやくすけ)は今日子に好意を抱いているのだが、次に彼女に合う時に毎回「初めまして」になってしまう、という設定が切ない味のスパイスとして効いている。 厄介と今日子の関係は、三上延著『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの大輔と栞子の関係に近いものを感じた。『ビブリア~』が好きな方には本書もお薦めしたい。その逆も然りである。
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