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一気に読める「戦争」の昭和史 1937~1945 扶桑社新書272
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2018/07/01 |
JAN | 9784594079956 |
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一気に読める「戦争」の昭和史
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
8月に入ると、戦争について書かれた本を読みたくなるのだが、ガダルカナルやらインパールやらサイパン、レイテなど、個別の戦いの名称は知っていても、正直なところ、それらが頭の中で一本の線につながっていないことが気になっていた。 つまり、どういう経緯で、なぜその場所で戦いに至ったのか、...
8月に入ると、戦争について書かれた本を読みたくなるのだが、ガダルカナルやらインパールやらサイパン、レイテなど、個別の戦いの名称は知っていても、正直なところ、それらが頭の中で一本の線につながっていないことが気になっていた。 つまり、どういう経緯で、なぜその場所で戦いに至ったのか、日本史における「戦争」全体の流れを、恥ずかしながら整理できていなかったのだ。 そこで、思想の偏りなく、戦争史全体をざっと見通せる本はないものかと思っていたところに、昨年(2018)の夏、この本が出ていたのを見つけ、これぞまさしく私が求めていた本だと感動すらおぼえて購入した。 まもなく読み始めたのだが、あまりに一所懸命に読みすぎたのか、気分が鬱々としてきてしまい、読むのを中断してしまった。 その後結局1年経ってしまったが、今、やっと読了できてホッとしている。 それも偶然終戦の日に読み終わるとはつくづく感慨深い。 そして本当に読んで良かったと思っている。 日本を守るために、食糧も武器もなく、過酷すぎる状況で戦っていた日本軍の兵士たちを思うと、涙が止まらない。 また昭和天皇の苦悩が、胸を締め付けてやまない。 これまた恥ずかしながら、終戦の詔書(玉音放送)の全文を、初めて読んだ。 こんなに長かったんだ。 最初から最後まで、真に日本を、日本国民を守ろうとしていたのは、昭和天皇だったのだ。 先に書いたように、戦争の歴史の流れを知るための本には、できるだけ思想の偏りがあってはならないと思っていたが、本書は限りなく偏りはないと言っていいと思う。 著者自身もまえがきでそう努めたと書いている。 日本側の事情、諸外国側の事情、双方が書かれているし、当時の政治家や当事者たちの言葉が多数引用され、貴重な文書の内容も書かれていて、多くの資料(史料)に基づいていることがわかる。 ただ、ページの都合なのか、けっこう大きな紛争でもいくつか割愛されているものがある。 これからは、本書で書かれなかった事件も含め、ひとつひとつの戦いをさらに深く掘り下げた作品を、映像であれ本であれ鑑賞し、知識と理解を深めていきたい。
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ずっとこんな本が読みたかった! 通史として満州事変から終戦までの流れを追いながら、「その時、日本は中国は米国は…」が分かる本って案外無いので、大東亜戦争にいたる道程や連戦連勝からの転機、敗走へ追い込まれた訳を知りたかった。 面白く、ホント面白く読ませていただきました。 そんな時を...
ずっとこんな本が読みたかった! 通史として満州事変から終戦までの流れを追いながら、「その時、日本は中国は米国は…」が分かる本って案外無いので、大東亜戦争にいたる道程や連戦連勝からの転機、敗走へ追い込まれた訳を知りたかった。 面白く、ホント面白く読ませていただきました。 そんな時をおかずに何度か読みたいです。
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本書の全てが真実なのかどうかを確認する術はない。しかし、これまで学校やテレビ等で端的に得てきた知識と大きく乖離する戦争の経緯は、激しく頭と心を揺さぶられた。 昭和天皇についても同様だが、他のいろいろな書物で「大東亜戦争」という悲劇を少しでも真実に近い形で自分の中に留めておきたいと...
本書の全てが真実なのかどうかを確認する術はない。しかし、これまで学校やテレビ等で端的に得てきた知識と大きく乖離する戦争の経緯は、激しく頭と心を揺さぶられた。 昭和天皇についても同様だが、他のいろいろな書物で「大東亜戦争」という悲劇を少しでも真実に近い形で自分の中に留めておきたいと感じた。
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