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硯の中の地球を歩く
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 左右社 |
発売年月日 | 2018/06/01 |
JAN | 9784865282030 |
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硯の中の地球を歩く
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
硯というものを改めて考えた。自分の硯を得て、筆で手紙を書きたいと感じた。年賀状を書くのに間に合うかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
製硯という「硯」についてなんでもできる人だと著者が定義する職業のお話。お話というかエッセイに近い体験記。 PCでの仕事やスマホでの連絡が通常の生活になっている中、わざわざ硯を出し、水を注いで、墨を擦ることはなかなかしないし、できないです。 しかし、小学校の時に週に一度、書道に通って実際にやっていたことがよみがえり、こういう時代になったからこそ、もう一度やってもいいかなぁと思いました。 硯の名品として、端渓は知っていたが、それ以外は特に知らなかったので、知識を仕入れてよかったです。 中国三大名硯 端渓硯(たんけいけん)、歙州硯(きゅうじゅうけん)、澄泥硯(ちょうでいけん)
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あの書道に使う硯(すずり)を造る人を製硯師 (せいけんし)と呼ぶそうです。 「造る」と言いましても硯に適した石選びから 始まり、加工も手作業です。 それは芸術作品を作り上げる工程に等しいと 言えます。 現在では硯を使った書道と聞くと、何となく 特別な活動と感じてしまう人が多...
あの書道に使う硯(すずり)を造る人を製硯師 (せいけんし)と呼ぶそうです。 「造る」と言いましても硯に適した石選びから 始まり、加工も手作業です。 それは芸術作品を作り上げる工程に等しいと 言えます。 現在では硯を使った書道と聞くと、何となく 特別な活動と感じてしまう人が多いと思いますが そもそも文字を書くと言う行為は昔は筆で 行われていました。 この毛筆と言う行為は、アジア圏の文化なのです。 その文化の息吹を日本人は誰でも簡単に楽しむ ことができます。これは本来とても幸せなこと なのです。 特別と尻込みせず、毛筆を日常的に楽しみたく なる一冊です。
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