居酒屋ぼったくり(3) アルファポリス文庫

秋川滝美(著者)

• 販売会社／発売会社: アルファポリス
• 発売年月日: 2018/06/28
• JAN: 9784434247002

商品レビュー

2023/05/06

毎回凝った料理は難しいので、一般的なものをアレンジしたような感じ、酒は珍しいものが多いようだ。
6つの短編からなるが、印象に残ったのは百貨店のカリスマ店員が社員割引で商品を購入するのが、ぼったくり屋でも居酒屋に来たお客でも購入していること。販売ノルマの自爆営業に近いが、そんなに買えるものだろうか、不思議に思う。
それと居酒屋の常連のウメ婆さんが、昔の親友に会うためにSNSを始め、皆んなで協力するが中々見つからない。そんな中で百貨店の試供品を持ち込んだカリスマ店員により繋がることができた事。まあ小説だから、と思いながらホッとしてしまう自分が居る。

2023/02/21

ゆで卵と節分の話がよかった！
常連さんたちのつながりも、より深まって、読んでいて癒されます！

要さんとの会話も面白いです！

2023/02/01

澪に芋煮…嬉しいなぁ
と思ったら澪って京都のお酒なのね！てっきり山形のお酒だと思ってた。しかも宝酒造って有名な大企業じゃない？勘違い…

私も仙台の味噌芋煮食べてみたいな。
ちなみに、山形の中でも地域ごとによってさらに細かくこだわりがあるみたいです。
豆腐を入れるか入れないかとか、きのこはどうするかとか…
そんなことまで拘ったことがないので詳しくは知らないけど、高校の時の同級生から聞いて驚いた記憶がある。私は豆腐はかさ増しで入れることが多いかな。

「どんな酒でもブランドや価格で判断されるべきじゃない。他人の評価だってどうでもいい。純粋に酒そのものを味わって欲しい。大事なのはその人がその酒を美味しいと思うかどうかだけなのだから…」
という文節はその通り。お酒以外にも言えること。
服も雑貨も仕事だって、全部に共通して言えることだし、心の底から同じことを思ってるのについ他人の目を気にしてしまう自分に向けて再確認の今を込めて書き記しておく。
自分にとっていいなら、それがいいのよ。