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通い義母【したがり美熟女】 フランス書院文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2018/06/24 |
JAN | 9784829643068 |
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通い義母【したがり美熟女】
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奥ゆかしくも貪欲な熟女の艶
サブタイトルに示す程「したがり」な美熟女ではない。むしろ23歳の若き主人公を入り婿に迎えた妻の母として、そして慎み深い女性として楚々とした寛容さを見せる奥ゆかしい人物像である。だからこそ婿様たる主人公の若さに圧倒され、オンナが開花した時に放たれる貪欲さとのギャップが大きな魅力であ...
サブタイトルに示す程「したがり」な美熟女ではない。むしろ23歳の若き主人公を入り婿に迎えた妻の母として、そして慎み深い女性として楚々とした寛容さを見せる奥ゆかしい人物像である。だからこそ婿様たる主人公の若さに圧倒され、オンナが開花した時に放たれる貪欲さとのギャップが大きな魅力であり、義理の母としての慈悲深い愛情と、オンナとして肉欲を求める劣情とが混然一体となる実に魅力的な義母【由美子】42歳をメインとする手ほどきの物語である。 新婚ながら仕事を優先する妻にして長女の【美香】24歳には以前から懸念を抱いていた由美子。婿夫婦の夜の営みが上手くいっていないこともあってすれ違いがエスカレートし、亀裂も生じたことから一肌脱ぐこととなる。娘にオンナの悦びを知らしめるためには主人公のオトコを上げねばという発想である。ただ、当初はオンナ指南に留まるつもりだったのが、由美子自身が悦びを得てしまったことで結局は結ばれる。ミイラ取りがミイラになるかの流れではあるが、ここで面白いのは、昭和の亭主関白然としながら妻を慮っていない由美子の夫と、同様に仕事を優先して夫(主人公)を蔑ろにしている美香が表裏一体になっていることである。女性だけに大上段から見下ろすことはないし、男女逆なところはイマドキなのだが、結果的には父親から娘へと似通った思考が受け継がれているようにも見受けられて興味深い。 そんな状況をじっと耐えている心優しき主人公を不憫に思う由美子には健気で可愛らしい純朴さと写り、女心を含めて指南しながら(その威力を発揮していない)主人公の長大なムスコに圧倒され、夫では到達しない肉欲の快感を享受し、不意に急所を責められては悶絶し、思わず「もっと」とねだってしまうに至る。台詞を極力排除した執筆につき直接的な興奮は得にくいかもしれないが、想像力が掻き立てられる官能と言うこともできる。その後は家人がいるにも関わらず主人公の求めに応じて風呂場やキッチンで交わる大胆さをも見せる由美子である。ついでながら、この度々に由美子の夫が顔を出して一抹のピンチを迎えるのだが、由美子を大事にしていない割にその所在をいつも気にしている夫には妙なリアリティと滑稽さを感じた。 と、ここまでの中盤から終盤にかかる辺りまでほぼ由美子1人だったのだが、もう1人の家人たる次女【菜奈】18歳が出てくる(美香は出張で不在)。最初から主人公ラヴで由美子の密愛を目撃したことからそれをネタに迫って「初めて」を捧げている。ただ、由美子を経て女性の扱いを覚えた主人公を示す意味合いがあったし、後に旗振り役として必要だったから出番を用意したのであろうが、ここまできたら由美子と美香の2人、もしくは思い切って由美子1人でも良かったのでは?という気がしないでもない。それだけの魅力を由美子に感じる。最終的には仕事に壁を感じた美香と主人公との橋渡しと身を引こうとする由美子と主人公との橋渡しを担いつつ自身もちゃっかり仲間入りする手際の良さを見せた菜奈である。 物語として上手く纏めながらも結局は全員参加の4Pで夫は蚊帳の外という結末はフランス書院文庫の類型的な流れであり正直あまり面白くない。その4Pが予想外にも濃厚だったので致し返しな面も否めないが、美香とヨリが戻る中で由美子との関係もこっそり継続というシンプルな幕引きもアリだったように思うところである。
DSK