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ノーベル文学賞を読む ガルシア・マルケスからカズオ・イシグロまで 角川選書605
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/06/22 |
JAN | 9784047036420 |
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで (角川選書)、読了。受賞作に共通するキーは、孤独だと感じた。民族としての孤独、性別としての孤独、個人としての孤独。孤独が複雑に絡み合って、透明な世界を作っている。孤独こそが人間を形成しているのかも
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個人的に文学賞への興味が覚めやらぬ今日この頃、本屋さんで色々物色しているさなかにふと見かけて、これは買っとかんとってことで。小説のみならぬエンタメ全般をひっくるめても、基本的に80年代以降が好物っていう、自分の趣向ともピッタリ合う。という訳で、読む前からつまらない訳はない状態なん...
個人的に文学賞への興味が覚めやらぬ今日この頃、本屋さんで色々物色しているさなかにふと見かけて、これは買っとかんとってことで。小説のみならぬエンタメ全般をひっくるめても、基本的に80年代以降が好物っていう、自分の趣向ともピッタリ合う。という訳で、読む前からつまらない訳はない状態なんだけど、やっぱり楽しく読めました。読んだことのない作家が過半数で、またまた気になる本が数多出てくることになったけど、それもまた良し。読んだことある中で、マルケスと莫言の類似性が指摘されているけど、実はマジックリアリズムとして真逆の手法、っていうのにはなるほど、って納得。きっと、それぞれの作品を読んだ後に紐解くと、また違った味わいがあるんだろうな、っていう。そういう意味で、手元に残しておいて、タイミング毎に読み直したい内容でした。
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著者の橋本さんが言及しているように、ノーベル文学賞というと、「村上春樹さんが受賞するか」とか「日本人がいただいたか」ということのみが話題になってばかりという印象を私も常々感じていた。ではそういう私自身もノーベル文学賞をとった方の作品を読んだことがあるかといえば恥ずかしい事に全く無...
著者の橋本さんが言及しているように、ノーベル文学賞というと、「村上春樹さんが受賞するか」とか「日本人がいただいたか」ということのみが話題になってばかりという印象を私も常々感じていた。ではそういう私自身もノーベル文学賞をとった方の作品を読んだことがあるかといえば恥ずかしい事に全く無いと言ってもよい。(川端康成さんの作品でさえ、きっちり読んだとは言えないていたらく…)村上春樹さんの作品はほぼほぼ読んているのですが。 とうしてもハードルが高いと思い込みがちだったが、橋本さんの解説で私の中でだいぶハードルが下がったので、読んでみたいという気持ちが強くなった。ガルシア・マルケスの「百年の孤独」は以前から読んてみたい気持ちはあったし、他のあまりこれまでの生活で接点のなかった国々の作品にも挑戦してみたい。
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