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ソーシャルメディア四半世紀 情報資本主義に飲み込まれる時間とコンテンツ
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ソーシャルメディア四半世紀 情報資本主義に飲み込まれる時間とコンテンツ

佐々木裕一(著者)

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ソーシャルメディア四半世紀 情報資本主義に飲み込まれる時間とコンテンツ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2018/06/01
JAN 9784532322182

ソーシャルメディア四半世紀

¥220

商品レビュー

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2019/08/21

500ページ以上ある、主にビジネスモデル視点でみたソーシャルメディア史の本。 1ページにしめる文字数も多いので、さすがに読み終わるのに時間がかかった。 よくこんだけの量、しかも日本のソーシャルメディアについてだけをまとめられるなと思った。長い年月かけて調べ上げてきたんだろうことが...

500ページ以上ある、主にビジネスモデル視点でみたソーシャルメディア史の本。 1ページにしめる文字数も多いので、さすがに読み終わるのに時間がかかった。 よくこんだけの量、しかも日本のソーシャルメディアについてだけをまとめられるなと思った。長い年月かけて調べ上げてきたんだろうことがうかがえた。 全体的に、ソーシャルメディアのビジネスモデルについて語っている箇所が多かったのだけど、やっぱり広告で運営費を賄っているところが多いんだろうなという印象。有料会員というサイトもいくつかあるけど、一番有料会員が多いニコニコ動画が最近は落ち目だしなぁ。 ただし、海外では、オランダのコレスポンデントというネットメディアが得ている収益は100%、有料下記収入と寄付でまかなわれているらしい。すごい。 そういえば、ラジオは1919年までは、メディアではなく、双方向のコミュニケーションだったというのは初めて知った。最初はアマチュア無線みたいな感じだったのかな。アマチュア無線もよく知らないけど。 著者が言うには、インターネット初期に登場したソーシャルメディアに1996年7月に開設された「東京レストランガイド」というサイトがあったらしい。2012年まであったそうだけど、初めて知った。ググっても、このサイトの情報はほとんどでてこないし。ちなみに、URLは「http://www.nihon.net/tokyo」だったらしい。このドメインだけで、初期のインターネットという感じがする(今アクセスしてみたら、何のサイトとしても使われてなかった)。 それと、サイトを見るだけの人のことを、「ROM」と呼ぶことがあるけど、これが「Read Only Member」の略だということを初めて知った。何でROM何だろうと前から疑問だった(逆に、投稿をする人のことは、RAM(Radical Access Member)というらしい)。 後、2010年前後のソーシャルメディアといえば、やっぱりmixiなんだろうなという印象。大学のコンピュータ室に入ったら、結構な数のパソコンがmixiの画面だったのを覚えてる。ただし、自分は招待してくれる人がいなかったので、会員じゃなかった……。 2010年をすぎると、盛り上がってくるのはモバゲーやグリーといったソーシャルゲームなんだろうなという印象。まあ、自分はあまりソーシャルゲームってやったことだないけど。 それと、LINEなどのメッセージングアプリ使用時間が長い小中学生は、勉強時間の長さに関わらず成績が下がる傾向があるらしい。因果関係は分かってないそうだけど、使い方によるんだろうなと思う。勉強ゲームってあるけど、勉強になるLINEのアカウントとかあるといいのかもしれない。 後、グーグル社とアルファベット社の間に、「XXVI」という持ち株会社が2017年にできたということを初めて知った。いったい何のためにそんなややこしいことしてるんだろうか。

Posted by ブクログ

2018/10/13

1972年創刊の「ロッキング・オン」から語り始められる現在のGAFAの巨大な存在感に至るまでのソーシャルメディアの25年の歴史です。超苦労しましたが、でもあまりにも面白く富士山を一歩一歩登るようにやっと読了しました。今のタイミングでこの本が出版されたことは絶対必要なことで、読んで...

1972年創刊の「ロッキング・オン」から語り始められる現在のGAFAの巨大な存在感に至るまでのソーシャルメディアの25年の歴史です。超苦労しましたが、でもあまりにも面白く富士山を一歩一歩登るようにやっと読了しました。今のタイミングでこの本が出版されたことは絶対必要なことで、読んでおいてよかったぁ!と思っています。なぜなら、四半世紀を超えたソーシャルメディアはさらにこれからAIやIoTなどのテクノロジー進化とGDPRに代表される個人データの考え方、そして中国政府の存在で避けられない政治の問題など、またまた激動していくからです。その論点の端緒は最終章でも触れられていますが「過去を知らぬ者は未来を語れず」でデジタルの世界も知るべき過去があることが数字で、事例で、インタビューで、理論で、たっぷり語られています。知らないことばっか、でした。これからの「ネットワークされた個人主義」の時代を考えるために必読!でも、もう一回読まないとちゃんと理解出来てないかも…勢いでのとりあえずの感想でした!

Posted by ブクログ

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