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はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで 講談社現代新書2482
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2018/06/01 |
| JAN | 9784065122273 |
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はじめての経済思想史
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
経済書を読んでると、当たり前の様にスミスやケインズ、マルクス等の経済思想が頻出しますが、彼らの理論や時代背景をおさらいしたく本書を手に取りました。結果、大正解。入門書としては最適でした。 良いお金儲けというのは、資本家が高い倫理観を備えているのが前提条件であって、誰かから搾取する...
経済書を読んでると、当たり前の様にスミスやケインズ、マルクス等の経済思想が頻出しますが、彼らの理論や時代背景をおさらいしたく本書を手に取りました。結果、大正解。入門書としては最適でした。 良いお金儲けというのは、資本家が高い倫理観を備えているのが前提条件であって、誰かから搾取する資本主義は機能しないという本書の主張は正に現代の課題ですね。
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経済学は高校の社会まで株を少しかじる程度の自分には、とても良き入門書だった。教科書レベルの偉人の考えを通じて、良い金儲け/悪い金儲けの観点で富を如何に分け活用すべきかが一貫して書かれている。著者曰く「所有者が主役から降りていく」流れを。 良い金儲けとは、労働の対価であり、雇用/...
経済学は高校の社会まで株を少しかじる程度の自分には、とても良き入門書だった。教科書レベルの偉人の考えを通じて、良い金儲け/悪い金儲けの観点で富を如何に分け活用すべきかが一貫して書かれている。著者曰く「所有者が主役から降りていく」流れを。 良い金儲けとは、労働の対価であり、雇用/生活水準含めた社会還元であり、悪い金儲けとは、私利私欲、不労所得、社会に貢献しない富の搾取である。ただ、線引きは難しく時代と共に思想トレンドは変わり、その意味で道徳/思想/哲学が非常に絡んでくる。 国富論や見えざる手で有名な資本主義/道徳性/公正さを説くアダム・スミスを原点にして、資本家と労働者の格差が拡がり労働者の隷属からの解放のため組織/会社として道徳的/倫理的な「経済騎士道」精神で成長を説くミル/マーシャルに続き、富の所有者(株主)と活用者(経営者)が分離し、金融経済の行き過ぎた膨張を懸念して実体経済=産業が発展するよう政治介入を説くケインズ、時代は前後するが、資本主義の反社会性/非道徳性の元となる私有を否定、個人的所有を説くマルクスと続く。加えて、著者曰くスミスからの本流に対して傍流だが現代経済の主流として、疲弊した戦後からの脱却には上手く回ってた政治の汚れに伴い、自由主義/市場主義への回帰を主張するハイエク→フリードマンを解説。 強者主導の経済か、弱者救済の経済かのバランス/グラデーションが大事と言えば単純化が過ぎるが、今後の流れに関する著者の見立てについても共感。専門書と違って入門書は著者の思想も盛り込まれて楽しい。
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労働から経営•資本が切り離され、さらには経営と資本も切り離され、金融による空中戦と化した経済において、生産に即した公平な環境をいかにして整備するかという観点から経済思想を俯瞰する本書 上記を目指したケインズやマルクスの思想を肯定する一方で、新自由主義を現状肯定に過ぎないと批判する...
労働から経営•資本が切り離され、さらには経営と資本も切り離され、金融による空中戦と化した経済において、生産に即した公平な環境をいかにして整備するかという観点から経済思想を俯瞰する本書 上記を目指したケインズやマルクスの思想を肯定する一方で、新自由主義を現状肯定に過ぎないと批判する。著者自身が新自由主義に対する処方箋を示すことができていない点がかなり手痛く、説得力をなくしてしまっている。
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