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寛容についての手紙 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2018/06/16 |
JAN | 9784003400784 |
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商品レビュー
4.3
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図書館で借りた。 ジョン・ロックといえば、中学生でも習う社会契約論だが、そんなロックが記した『寛容に関する書簡』とも呼ばれる、政教の分離・良心の自由について書かれた本(元は手紙)だ。 本書を読むまで知らなかったが、イギリス人のロックはオランダへ亡命していたらしい。そこで匿った神学...
図書館で借りた。 ジョン・ロックといえば、中学生でも習う社会契約論だが、そんなロックが記した『寛容に関する書簡』とも呼ばれる、政教の分離・良心の自由について書かれた本(元は手紙)だ。 本書を読むまで知らなかったが、イギリス人のロックはオランダへ亡命していたらしい。そこで匿った神学者リンボルクに対して送った手紙が元ネタとのこと。 「寛容」ということで、迫害だったり、考えの違う人たちに対して優しくなるべきだ、といったニュアンスだ。時代は17世紀あたり。中世は脱したが、やはりまだまだ「宗教による世界観」「宗教を通して見える世界」によって形成されている時代かと思う。その中での寛容論というのは貴重。そんな時代でも人間なんだな、と考えさせられる。 他のロックの有名な本も多いので、目を通しておきたい。
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政教分離が当たり前ではなかった時代。ある宗教が他の宗教、異端を弾圧することが当たり前だった時代。その時代に漂う空気ゆえ当初は匿名で出版された本書から学ぶことは、政教分離が当たり前になった現代においても両手では抱えきれないほど豊潤だ。 誰もが正しい、ただし部分的に。その部分的な正し...
政教分離が当たり前ではなかった時代。ある宗教が他の宗教、異端を弾圧することが当たり前だった時代。その時代に漂う空気ゆえ当初は匿名で出版された本書から学ぶことは、政教分離が当たり前になった現代においても両手では抱えきれないほど豊潤だ。 誰もが正しい、ただし部分的に。その部分的な正しさを振りかざし、正しさの名のもとに石を投げる。日々繰り返される光景に想いを馳せながら、それでも自分は寛容でいたい。そう思わせてくれる一冊。
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この世では、世俗の権力者によって人々は支配されるべき。人間が制定した法のみが強制力をもつ。これにより平和が実現される。教皇が政治に介入すると平和が乱される。マルシリウス『平和の擁護者』1324 政治社会と教会を分離したい。破門によって、生命・身体・財産に損害を与えてはいけない、...
この世では、世俗の権力者によって人々は支配されるべき。人間が制定した法のみが強制力をもつ。これにより平和が実現される。教皇が政治に介入すると平和が乱される。マルシリウス『平和の擁護者』1324 政治社会と教会を分離したい。破門によって、生命・身体・財産に損害を与えてはいけない、それは政府の権限。私人が宗教を理由に、他人の世俗的生活を攻撃してはいけない。聖職者の権威は教会内部に限定される。一方、教会は政府の役人から儀式や礼拝について禁止されたり強制されたりしない。▼ただし、神の存在を否定するのはダメ。自然法は神の命令なので、神を否定してはいけない。政治社会の維持に必要な道徳的ルールや人間社会の基本に反する見解はダメ。ジョン・ロックLocke『寛容についての手紙』1689 スピノザ『神学・政治論』
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