- 中古
- 書籍
- 文庫
霊長類南へ 改版 角川文庫
定価 ¥748
495円 定価より253円(33%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/06/12 |
JAN | 9784041071403 |
- 書籍
- 文庫
霊長類南へ 改版
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
霊長類南へ 改版
¥495
在庫なし
商品レビュー
0
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
銀座4丁目ではじまって銀座4丁目で終わるのがオシャレだなあ。 不謹慎と一括りにしていいかわからないけど、主人公がクソヤンキーの集団を撃ち殺していくシーンに胸がスカッとする。 「人類にはたして人間らしさというものがあったときがあったのかわからない」。薄氷の上のヒューマニズム。その中で、日常では退廃と狂気の人でしかなかった野依のような人物の芯の強さが見えるのが胸熱。 主人公のようにハードボイルドに、野依のように潔白に終わりを迎えたいと思いつつ、結局は亀の井のよう自意識の中で死んでいくことになるのかもしれないという恐怖とどろっとした諦念。 「人間らしい」とはどのような状態か? 人を押し除けて助かろうとする浅ましさもあるいは人間らしさなのかもしれない。 でも自分はやはり、薄氷の上であることを理解しつつも、理性的な個人的信仰と倒錯を貫いて死んでいきたい。愛とか、人情とかそういうものの中で。 作中で紹介されてたネヴィルシュートの渚へも気になる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
くだらない理由でミサイルが誤射されたことから始まる世界滅亡の物語。 容赦なくグロく死んで行く人々の描写は、そこまで気持ち悪くはないけどまぁ悪趣味(褒めてます) 時代が違うから……とは思うものの澱口の婚約者の扱いひどいな、とかモヤモヤする。 核戦争後の世界で最後に生き残るのはまぁ、そいつで合ってますよね、という感じ。
Posted by