ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯 幻冬舎新書502
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ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯 幻冬舎新書502

原田マハ(著者)

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ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯 幻冬舎新書502

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2018/05/01
JAN 9784344985032

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ゴッホのあしあと

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商品レビュー

3.7

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2024/12/28

原田マハさんのゴッホに対する深い思いを感じます。 テオとフィンセントの墓にかかる木蔦。木蔦の花言葉「分かちがたい魂」。 小林秀雄さんも「ゴッホの手紙は告白文学の最高傑作だ」と言っていたそうな。あの小林秀雄さんをしてそう言わしめる程の知性。決して狂気の人などでは無い。やっぱりゴ...

原田マハさんのゴッホに対する深い思いを感じます。 テオとフィンセントの墓にかかる木蔦。木蔦の花言葉「分かちがたい魂」。 小林秀雄さんも「ゴッホの手紙は告白文学の最高傑作だ」と言っていたそうな。あの小林秀雄さんをしてそう言わしめる程の知性。決して狂気の人などでは無い。やっぱりゴッホの絵には孤独を感じる。マハさんもおんなじ様に感じてたのだなぁと思って嬉しくなる。アルル以降、孤独から孤高へと吹っ切れる。その流れを意識して世界中のゴッホを見に行こう。 たゆたえども沈ます。、いい言葉だなぁ。 「日本もパリもあなたのことを受け止めている」と伝えたいと小説を書いたマハさんのゴッホに対する思いが伝わってきて、なぜだか涙が。

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2024/10/28

著者、原田マハさんのゴッホに対する深い愛情、慈愛を感じる。 文体もとても優しく、不遇の時代を生きるゴッホの気持ちを想像し、慈しんでいるように感じた。 文中にて 繊細でありながらもゴッホの強さを論じてる箇所があり、 マハさんの観察眼の鋭さに感心する。 とても読みやすく、まる...

著者、原田マハさんのゴッホに対する深い愛情、慈愛を感じる。 文体もとても優しく、不遇の時代を生きるゴッホの気持ちを想像し、慈しんでいるように感じた。 文中にて 繊細でありながらもゴッホの強さを論じてる箇所があり、 マハさんの観察眼の鋭さに感心する。 とても読みやすく、まるで1800年代にタイムスリップしたかのような臨場感を感じた。

Posted by ブクログ

2024/02/04

SOMPO美術館で2023年10月〜2024年1月に開催された ゴッホと静物画 伝統と革新へ 展示会のために読んで行きました ゴッホ、〈 鍛錬の人 〉というイメージをくれました    ゴッホは本当は人物画を描きたかったらしい    絵が売れないことが静物画を選択するに至る  ...

SOMPO美術館で2023年10月〜2024年1月に開催された ゴッホと静物画 伝統と革新へ 展示会のために読んで行きました ゴッホ、〈 鍛錬の人 〉というイメージをくれました    ゴッホは本当は人物画を描きたかったらしい    絵が売れないことが静物画を選択するに至る    ゴッホにとっては全て無駄にせず鍛錬であると(展示会より) “ゴッホは自分を鼓舞する努力もしているし、描き書き続ける努力もしている。努力家なのです。”と。展示会と本書が繋がってストンときました。 ゴッホとモネ、ゴッホとゴーギャンについても記載があり興味深かったです ↓ モネが描く風景画の多幸感 対して ゴッホ どこか寂しさや孤独感が漂う 寂しさを味わいに ↓ ゴッホ、「見えたように描くべきだ」とリアリズム的な主張 ゴーギャン、「アートは想像のもので、空想こそがアートをつくるんだ」 ゴーギャンと別れたあと創造的では?ゴーギャンの主張にも一理あると学習したゴッホがまた新たな段階へ進んでいく サン=レミの修道院にあるアイリスの群生 “彼がたった1人でこの修道院に到着したときに、彼を迎えてくれたのはこのアイリスだったのだと。” ゴッホがアイリスにどれだけ心救われたのか 《アイリス》J・ポール・ゲティ美術館蔵 “明るい光を感じる絵” パリにいてもパリの象徴であるセーヌ川を描かないゴッホについて前半でも触れていましたが、《星月夜》に対する作者の思入れが胸にじんときました “この空、私にはセーヌ川に見えます”(編集者の言葉) “《星月夜》の空は、セーヌ川に見立てて描かれた。” 『たゆえとも沈まず』でテオが《星月夜》と対面した瞬間の感動を思い出した 後半は『たゆたえとも沈まず』について。胸熱でした ピストルはテオの持ち物だったというフィクションを作者自身が“残酷な仮説”といっていた。涙。そう。。。残酷でしたよね。 遺作と言われる《木の根と幹》 「―こんなものまで·····描いていたのか」は作者自身の思いだったのですね 個人的には甥っ子へ描いた 《花咲くアーモンドの木の枝》が好み 実物を見てみたい

Posted by ブクログ