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穢れ家 実話怪事記 竹書房文庫
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穢れ家 実話怪事記 竹書房文庫

真白圭(著者)

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穢れ家 実話怪事記 竹書房文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2018/05/29
JAN 9784801914681

穢れ家

¥220

商品レビュー

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2023/09/24

全46話の実話怪談集。順番を誤って読んでしまったのだが、このシリーズとしては実質2作品目である。相変わらず恐ろしかったり、面白かったり、興味深い話が多く収録されており、読む手が止まらなかった。 *** お気に入りの話は「シェアハウス」、「行先」。 「シェアハウス」は女性向けの...

全46話の実話怪談集。順番を誤って読んでしまったのだが、このシリーズとしては実質2作品目である。相変わらず恐ろしかったり、面白かったり、興味深い話が多く収録されており、読む手が止まらなかった。 *** お気に入りの話は「シェアハウス」、「行先」。 「シェアハウス」は女性向けのシェアハウスを経営している語り手は、ある日からシェアハウスでおこる怪奇現象に悩まされる。ラップ音から始まり、住んでいる女性に実害がありそうなポルターガイストまでと、状況が悪化していく。店子が怯えていることもあり、状況を重く見た語り手は、店子たちを転居させ事態の収拾を図ろうとする。しかし、その矢先何かを追いかけるように別のシェアハウスで怪奇現象が起こり始めた。原因を思案する語り手は、やがて一つの結論へと至る。幽霊の怖さと人間の身勝手さの両方に恐怖を感じる話。とある人物に執着する幽霊も怖いが、その幽霊の影響を知っていながらも、平然としていた人物も怖い。その人物からしたら、執着されていることにより、得られない安息の地を探しての行動かもしれないが、喋り方が何となく他人を顧みない身勝手さを感じて同情できない。幽霊に執着されるに至った理由や、執着している幽霊が死亡するに至った理由も彼女にあるのではないかと、思わず邪推してしまった。「行先」は取引先の社長の告別式に出た語り手が、帰宅のために手配したタクシーによってもたらされた恐怖体験。葬儀を終え、寺を離れるために手配したタクシーだが、運悪く到着するまで時間がかかるという。仕方なくスマホで暇つぶしをしていると、いつの間にかタクシーが到着していることに気づく。 緑色にペイントされたあまり馴染みのないタクシー。ボディはボコボコで陰気な雰囲気だが、タクシーには違いない。迷いながらも乗り込んだ語り手であったが、そこから不気味な体験をしてしまう。 これは、実際にその状況に陥ったと考えると鳥肌が立ってしまう。語り手は寸での所で危機を回避したわけだが、もしあのままタクシーに乗り続けていたらどうなっていたことだろう。もし乗せられるがまま行っていたら、おそらくこの怪談は世に出ることがなかったし、語り手もどうなっていたか分からない。想像される結末はどれも絶望的だが、 語り手がその結末を迎えなくてよかったと心底思った。

Posted by ブクログ

2018/07/11

怪談集。小野不由美さんの鬼談百景チックですか、あれほど怖くありません。情景を思い浮かべると怖いことはたしかですが、語り口があっさりしているせいかぞわりとした不気味さはなくてちょっと軽い感じ。マヒしてる?

Posted by ブクログ

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